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CONTAX Tが二台になりました

みなさま、お変わりありませんか。
季節が良くなってきて、ぼちぼち写真も撮りたい気分ですよね。

先だって修理に出していたコンタックスTが、わたしの手許に戻ってきました。

都合2台送ったものの、
1台(わたしにとって初めてのカールツァイス付カメラ、以下1号機と呼称)はほぼ修理不能という診断で、費用がかさむため「動作すれば良い」と思い今回は返却されました。

修理してもらったのは、あとから3,000えんで買った、通電するもののシャッターの切れない状態だった2号機です。
外観は比較的きれいで、カバー(裏蓋にあたる部分)もすーっと密着するように脱着でき、全体にかっちりした感触なので、たとえば部品取りにしたりするにはもったいないと思っていました。

交換部品が1号機より少ないため、費用が安くなる見積だったため、これを直してもらいTの2機体制にしようというもくろみだったわけです。

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左が1号機、右が2号機です。
1号機は内外ともに満身創痍ですが、
いまもけなげに作動します。
かえってきてすぐフィルムを通したのはじつはこちらでした。

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そもそもこの機種を購入することになったのは、知人が貸してくださったT2を1ヵ月くらい使ったことに始まります。
その後バリオゾナーというズームレンズ内蔵のTVSⅡを購入してしばらく使ったのですが、これじゃない感がなんとなくあって…
調べているうちに、距離計連動式のマニュアルフォーカスの初号機のTが欲しくなってきました。
結局オートフォーカスが気に入らなかったのでしょう。
TVSⅡの大きくて重いのも、気軽に使えない理由でした。

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この機種は、巻き上げも巻き戻しも手動。無粋な音を立てるモーターは一個も内蔵されてない。
そして手のひらサイズで軽く、フラップを開くだけですぐ撮影することが可能です。

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左手側にある+1.5のボタンは逆光補正用で、巻き戻しノブは巻き上げ動作してもくるくる回りません。
中心にみえる黒い部分にある白い指標が回ることで、空回りしてないことが確認できます。このノブがフィルム感度設定ダイヤルを兼ねています。

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このカメラには、専用のフラッシュユニットがあります。
こちらのボディはプラスティック製ですが、取り外しできて必要なときに組み合わせて使えるため、逆を言えば不要なときには外しておけば良いのです。
わたしも撮影には数回使っただけです。

さて、修理された2号機の巻き上げノブを親指で動かしてみて、軽くてスムーズなことにおどろきました。
この周辺の部品が交換されたようで、交換前に付いていたパーツが同梱されてました。

シャッター音も確実な印象を受けます。
しっかり撮れたなと思えます。
ファインダー内の像が合致するのもはっきり見える気がします。

さて、動作確認したらフィルムを詰めて、早速撮り始めたいですね。
アグファのVista200、最後の1本を使ってみます。
撮り切ったらまたご覧いただきたく思います。

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