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CANDIDOなるフィルム、使ってはみたけれど

今年は暖冬だといいますね。
雪の日の写真撮れてないわあと思ってます、おしゃまです。

まあ、雪がないほうが、二輪車乗りにとっては良いんですけどね。
滅法寒いことに耐えられるならの話しです。
指先つま先が凍りつきそうな日もあります。
次のシーズンまでには電熱グローブ買おうと思います。

さて 昨年末からまた、フィルム詰めて年末年始をまたいで撮っておりました。

ローライ35は友人のものです

暮れに友人とのコーヒー会の席で、いろいろ持参したフィルムのなかから、こいつをコンタックスTに装填しようと思ったのですけど…
名をCANDIDOという、カラーネガフィルム。
映画用フィルムをC-41現像できるようにして巻き直した、最近よくあるやつですな。
ISO200で24枚撮り。
ここをよく理解してなかったために、あとで小さな問題が…

ここまであいほんで撮影

もっと重大な問題があった。
パトローネの、紙ラベルの下に微妙な突起があり
Tのカバー、裏蓋にあたるものが閉まらない。
このカメラ自体、そのへんがタイトな設計なのだろうけど、世界規格のフィルムに変な出っ張りがあるのもどうなのか。
結局、装填不可能なので取り外し
オリンパス光学XAにダメもとで入れてみたら…こっちは余裕があるのか、なんなく入った。

というわけで、今回はXAで撮り歩きしました。
コンタックスTには、改めてコダックカラープラス200を詰めて撮りました。
そちらはとり立ててなにかあったわけでなく、ごく平凡な日記みたいな一本だったので、アップするほどではないかな。

気がつくと雪景色撮ってましたわ…
夜間ではあるのですが、なんか期限切れみたいな味わいがありませんか。
(理由は後述)
日中の屋内でもこんな感じ。

とうきょうでは大雪のとき、せんだいでもなんとなくだるい気分になる程度の積雪があったあと。
雪だるまにも三頭身があるのですね。

ここからは、1月15日から2月4日まで開催された「版画と手製本でつくる てのひらノート展」の会場にて。
版画作家あるがさんの工房にてひらかれたこの展覧会。
おしゃまもワークショップで木版画+手製本づくりをさせていただいたご縁で、参加させていただいておりました。

ここの敷地内にね、トマソンがちらほらと存在していたので、写真撮りまくってました。
許可をいただいたのでInstagramにもあっぷさせていただいたのですが、ここではフィルムで撮影した分を。

横道に逸れそうになりましたが
なかに入ってみましょうか。
ちいさなギャラリースペースに、これまたちいさな手製本ノートが並んでいます。

最後の1枚

26枚まで取り終えて、急に巻き上げが固くなり、シャッターも下りなくなりました。
ここまでよくよんで来た方には理由がおわかりかと思いますが、その時はわけわからず、ちょっと焦ったんですよね。
この後の予定まですこし時間があったので、隣町の「いつもの写真屋さん」へ向かい、店主に診てもらいます。
「24枚撮りじゃなかった?」「新しいフィルムなので、36枚じゃないかと…」と言う会話をしてるうちに、ダークバッグ(写真屋さんなので箱状のプロ仕様が置いてある)から無事にXAとフィルムが別々にでてきました。
んでパトローネのEXP 24の文字(ちっちゃい文字なんだこれが)をみてあーーーーっという気分に。
そしてカメラ前面、レンズ下の感度設定ノブをふとみると、ばっちり100に合わせて…合わせてなかったわけですな。ISO200なのに。

色調がシアン強めなのも、設定ミスの影響なのかそうでないのか、あるいは絞り値の影響なのかはよくわかりません。
期限切れっぽい写りも、たぶんわたしのミスのせいです。
だから客観的にこのフィルムの特徴がどうとか、この1本だけでは判断できかねるのですが、判断材料は今後示せないです。
たぶんもう買わないから。
だってあのパトローネの突起はないよね。
だいじなTが壊れたのかと焦ったんだから。

国際的な共通規格の製品には、中味はどうあれ(?)基本的な寸法の誤差があっては困ると思うのですが、このフィルムを使われて同じような経験をした方はいらっしゃるのでしょうか。
大抵のカメラのパトローネが入る部分には、クリアランスがじゅうぶんあったように経験上は…あてにならない経験ながら…記憶してるのですがね。

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