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ご来場有難うございました【ポエケット・チフリグリの車窓から】

7月9日は、第21回TOKYOポエケットに出展してきました。

最高気温35度になんなんとする猛暑のさなか、江戸博の会議室、入口の直ぐわきのブースで、武田こうじさんと店番をしながら、ときどき交替でほかのブースの詩誌などをみてまわったり、気に入ったものがあったら買ったりして、16時に撤収するまで、一日たのしんできました。

10時半か11時すぎごろから、きもち込み合いはじめたような気がしました。当日、出展していた友人知人のみならず、いろんな方がわたしたちのブースに立ち寄ってくださいました。たんなる売り子としてではなく、お互いに詩歌のことばにかかわるものとして、おなじ位置に立ってお話しができたとすれば、こんなに嬉しいことはないのですが、どうだったかなあ、と……

売上は、もともと期待していなくて、言葉を「手渡していく」という『百葉』創刊当時からの方針もあり、出展料とすこしの足しになればいいや、程度に思っていましたが、10冊限定で持っていったフォトブックが意外に人気でした。それにしても当日の食費を考えれば収益なんてものはない感じでしたが、加えて(これがじつは、ポエケットのお楽しみ)ときどき各ブースをまわって買った詩誌の代金がけっこう増えて、満足感は120%くらいあったものの、実をいうと翌日から数日間、おつりのために用意した×千円分の百円、五百円硬貨だけで生活をしていたのでした。おつりを用意するのに約ひと月半くらい、毎日貯金箱に200円ずつ入れていたのですが、あんなに要らなかったなあと、レジで硬貨をじゃらじゃらさせながら、じぶんにあきれていたのも確かです。びんぼうって、いやですねえ……(泣)

さて! 当日は12号に寄稿していただいた古溝さんご一家に「家族写真を」としゃしゃり出て、持参のCONTAX Tで撮らせていただいたり、「て、わた し」ブースの山口さんや、「ポエムロゼッタ」のボルカさんと角田さんにもお願いして数カットずつ撮影したのですが、会場のようすなどを撮影したカットともども、手ぶれがひどかったり、じぶんの指が写っていたりして、じぶんの腕を呪ってみたりする結果に、、、とても写真やってますと胸を張って言えない状態でした。。。室内では少なくともISO200のフィルム、そしてやはりフラッシュがあるに越したことはないと、いまさらながらに思った次第です。あるいはせめてiPhoneの「保険カメラ」を併用しておくべきでした。ごめんなさい。

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そして。

3日から9日まで、仙台のギャラリーチフリグリでの公募風景写真展「チフリグリの車窓から」にお越しいただいた方にも。

土曜日の午後しか行けなかったですけれども、代表のいのうえさんから、みに来てくださった方々からの感想などもきかせていただき、お褒めの言葉など聞かされては、日ごろ自信がなく下を向いているわたくしには、身に余る光栄としかいいようのない、なんとなくそわそわ落ちつかない気分を味わいました。

東京と仙台で、お会いできた方にも、できなかった方々にも、お話しできた方にも、できなかったみなさまにも、改めて感謝いたします。




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