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眠ることについて

お休みをいただいてから
睡眠時間を多く取れるようになった

お陰で心身の調子がいい
負担なく日々を過ごせており
幸せでありがたい毎日だ


最近は
スケッチブックに
眠ることについて
考えたことや調べたことを
文字で書き記すことをしている


眠る とは

一体どういう行為なのか
一般的な認識から
誰かにとっての認識
そして
私にとっての"今"の認識

調べていく中で
自分の中で新たな考えが生まれ
そこからさらに
深く深く掘り下げていくと

眠るということは
目を閉じて休む行為
というだけではないのだと
考えるようになった


休息は生き物にとって必要不可欠なものだ

起きて活動するためには
必ず休息をとってからでないと
生命体の機能はうまく働かない


生き物によっても
眠る時間や長さ、場所もまちまちだし
同じ種類の生き物でも
その生命体にとって適切な休息の取り方は
まちまちである

わたしはお休みをいただく前
眠る時
毎日毎日これ以上ないというほどの
「ああ、やっと」
という思いと
「明日のために疲れを取らねば」
という焦りがあった

目を閉じてしばし現実から離れる
ゆったりしなければと思った


しかし
現実から離れたいはずの意識は
現実で起きている心配事を無意識に思い出し
夢までも支配した

そのせいで毎日の眠りは
うまく休息という役割を果たさなかったのだ

苦しかった
朝が来るたび
朝が来るたび
本当に苦しかったのだ


そして
パートナーと職場とお医者さんの協力のもと
お休みをいただくこととなった

今は心から安心している

眠りから目覚めるたびに
朝が来る心地よさと
贅沢なゆるやかな気だるさを味わっている


仕事をしていた時
わたしの眠りは
「むさぼる」状態だった

むさぼる は 貪る と書く
休息に飢えて飢えていたのに
元となるしんどさや不安が原因となり
眠っても眠ってもそこで得たエネルギーを
貯めることができなかったのだ

いくら寝ても足りない
というかうまく休めなかったのだと思う

私の仕事は
人間関係を築くことが何より大切で
しかし私はそれがとても苦手だった

その中で色んなことに気を回しながら
マルチタスクをこなさないといけない職業は
正直とても負担だった

わたしは
とても傷つきやすく
その上プライドも高い

さらに、
興味のあること以外は基本何もしず
好きな人や好きなことしか相手にしない

一般的にいえばわがままな性質だ


整理整頓が苦手で
何か作業した後は 
やりっぱなしにすることが多い

それを他人に強く指摘されると
すごく嫌な気分なって反発したくなる
優しく指摘されても
どうしようもないやつと
思われているんじゃないかと
思い込み、落ち込んでしまう

謝るときも
どうしたら許してもらえるかばかり
考えてしまうし
どうにか自分を正当化しようと
頭の中では自分擁護が始まってしまう

そして、それは他人には
そういう私の姿は
とても不快に映るのだろうと思う

小さい頃からその性質が原因で
人間関係やコミュニケーションが
うまくいかずに
よく悩んだしよく落ち込んだ 

特に体が疲れてくると
悲しみや怒りは私の中で
風船のように膨らむ性質もあり
ひどいときは泣いて泣いて
母を困らせた

そんな私の性質を知ってか
母はわたしを早い時間に眠らせようと
いつも声をかけていた

基本的に小学校高学年になると
同級生は11時くらいまで起きていて
もっと遅い子は日を跨いでから寝ていた

基本的に面白いドラマなんかは
夜9時か10時に始まることが多かったため
その時は夜更かしできる同級生たちが
羨ましかった

でもわたしは
周りの同級生よりも
睡眠時間を長めにとっていた


そのおかげで勉学にも
すきな絵を描くことも
最大限の努力をして
頑張ってくることができたのだと思っている


それでも
人間関係ではやはり
もやもやすることや
うまくいかないことが多かった

今回も仕事で自分が
うまく立ち回れない
そして
うまく自分の中で処理できない
そんなことが原因だった


疲れて疲れて
お休みをいただいてから2ヶ月ほどは
夜も午前中もずっとずっと眠っていた

わたしの活動時間は
1日10時間くらいだった


眠り は
私の中で
今どんな役割を
果たしてくれているのか

まだその答えは出ていない

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