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留学に向けて

こんにちは!なかなか更新頻度が上がらず、久しぶりの投稿となってしまいました。今日は、おいしいごはんや日本酒からはいったん離れて、自分が今思っていることを記録として残したいと思います。実は来月、カナダのバンクーバーに1年強留学します。留学のための準備を進めるうちに、心境の変化がありました。これから留学する予定の方や、留学経験のある方々と共有できることがあったらうれしいなと思い、このテーマで記事を書こうと思いました。

私は小学校のころから、漠然と海外に憧れがあり、将来住んでみたい、働いてみたいと思っていました。小学2年生のころ、親戚の留学先である、カナダのカルガリーという都市に、初めて海外旅行をしました。その頃の経験が、当時の私にはとても印象的で、海外への憧れを持ったのだと思います。

私が通っていた高校では、1年間高校を休学して留学する人がいました。その人達を見て、私も留学したいと思いました。でも、実際に行動に起こす勇気がなかったことや、学年が変わってしまうことをためらい、高校での留学は断念しました。その代わり、大学に入ったら絶対に留学する、と心に決めていました。高校時代、私が志望していた大学、学部は、学部生全員が半期間、タイかマレーシアへの留学がありました。そして合格が決まり、ようやく、長年の夢だった留学ができると安堵しました。

しかし、コロナウイルスの蔓延により、そもそも大学が始まらないといった状況、かつ、留学が何度も延期になり、昨年の9月、正式に学部留学が中止になりました。留学に行きたくて頑張って目指した学部だったのに、留学がなくなってしまい、私は何のためにここに入学したのだろうと落胆しました。

そんな時、大学で仲良くしてくれている友達が、自分でどうにかするしかない、と自ら留学についてリサーチしていました。その友達の姿を見て、現状に不満を抱いても何も変わらない、だったら自分で行動しなきゃ、と思い、私も自分で留学について調べ始めました。

学部留学中止が決まった時期は昨年の9月とぎりぎりだったため、かなり時間がない中、いくつものエージェントとやり取りをし、留学先の受け入れ状況を調べたりと、無我夢中に、がむしゃらに調べていました。

そして、カナダのバンクーバーに留学することを決心しました。

ようやく自分の夢が叶う、ととてもわくわくしていました。久しぶりの海外、食べたことのないものや日本にはない文化などに触れられることが楽しみでしたし、行動力がなかった自分が、初めて全部自分で決断した、と少し自信につながりました。

でも、今は少し違います。もちろん留学に行けることはうれしいし、ここまで準備を進められた自分を少しは褒めたいと思いつつも、最近は留学に対して不安しかありません。

仲良くしてくれる友達、尊敬できる人、いろいろなことを教えてくれるバイト先、楽しい大学、何の不自由のない、恵まれた環境から離れ、全く知らない異国の地に行く必要があるのか、と思ってしまうのです。

大学が春休みに入り、友達に会えなくなり、留学前の「最後」がどんどん増えていくことに対する焦り、不安、寂しさで押しつぶされてしまいそうです。

自分で望んで決めたはずなのに、そのために準備を頑張ってきたはずなのに、出国の日が来てしまうのが怖くてたまらないです。

でも、私の周りの人は、楽しんできてね、応援してるよ、いつでも連絡してね、と優しい声をかけてくれます。私が尊敬する人は、行動に移すこと自体が偉いし、行けば何とでもなる、と声をかけてくれました。名古屋に住む両親も、私のことを心配してくれているのがひしひしと伝わってきます。

私を支えてくれる人たちを裏切れないな、彼らの期待に応えたいな、支えてもらった分、留学を通してたくさん成長して、たくさん恩返ししたいなと思います。今はまだ、寂しさや不安が勝ってしまうけれど、留学が終わるころに、行ってよかったと思えるように頑張りたいです。たくさん挫折して、たくさん楽しんで、たくさん学んでこようと思います。

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました!

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