今更ながらのEmployeeExperience雑記メモ


#サマリー
・メンバーがエンゲージしたいと思える組織をつくることが、会社のミッション達成への一番の近道
・期待値整合の主語は、あくまでも従業員の主体性。第三者目線は不整合の第一歩
・リーダーの仕事は、優れたメンバーがそこに留まりたい/一緒に目的を共有したいを思える理由をつくること
・エンゲージメントが高い状態=ワクワクしている・仕事が仕事と感じない

#エンゲージメントを高める5大要素 :MAGIC
・Meaning:意義
・Autonomy:自主性
・Growth:成長
・Impact:社会的影響力
・Connection:愛着


#全ては従業員から始まる
▶️CXは定義が広すぎる、会社とお客が接する全ての体験を目指す
         CX=EX(Employee Experience)
▶️事業達成のためにCXを向上したいのなら、会社はまず持続可能な従業員体験の環境を構築する必要がある
▶️返報性の法則にもあるよう、人は自分が経験した/受け取ったコミュニケーションでしか人と接することができない前提の上で、自分の処遇に満足して初めて周囲にも同じ対応ができる。同等体験の法則とも言う


#Employee Experienceの誤解
▶️EXを向上する≠従業員をちやほやする
            EX = 期待 + 実体験 + 認識
EXを向上するには、従業員の期待値と会社が提供できるもののすり合わせが前提。ただ福利厚生を充実したり、ボーナスを設計するのではなく、従業員が期待するものにミートすることが重要


#どのように期待値整合を行えば良いのか
期待値整合=Expectation Alignment=主観的実体験と期待していた職場体験がどれだけ一致しているか。ここで重要なのは、”主体的”というワード
第三者が客観的に見たときの体験ではなく、あくまでも本人が経験したと”思う”従業員体験との比較

▶️EAはいつ生まれるのか?
わかりやすいのは、求職時のエージェントや採用担当から明示された雇用条件ただしEAの形成はそこで終わらず、(1)企業文化や職場の雰囲気から読み取れる黙示的な約束対外的なニュースから得るメッセージ(2)同僚や社内で流れる噂(3)暗黙的な雇用主からの期待  などからも派生する

▶️EA整合に必要なこと
(1)常に従業員が会社に対してどんな期待を抱いているのか、コミュニケーションを通して知ること(2)誤ってた期待を正すこと(3)正しい期待を膨らませること


#EAの6本柱 -> 会社はもちろん、マネージャーが意識すべきこと
・公平性
 会社と従業員どちからか見ても公平な期待であるかどうか
・明確性
 双方の期待が明確であるか、相手の視点をクリアに理解しているかどうか
・予測可能
 双方、考えを改める際はその背景・理由に言葉を尽くすこと
・責任
 双方の期待に対して、お互いが責任を持つこと
・透明性
 意思決定の裏にある背景や意図を開示すること
・共感
 双方(従業員とマネージャー)がお互いの価値観に共感していること

逆に言えば、上の柱が整っていない組織はEAが低い
・不明確
 期待が定まっていない
・一貫性がない
・過大な約束
・期待の不均衡
 マネージャー/会社とメンバーが抱く期待値の左が埋まってない状態
・絶え間ない噂
・秘密
 意図・背景が公開されない


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