卒論・修論執筆中の学生は褒められなさすぎて

早いもので二月も終盤。

B4, M2, D3 のみなさまも学位論文ならびに発表会・公聴会が終わったのではないでしょうか。

本当にお疲れ様でした!!!!!
そして少し気が早いですが、卒業おめでとうございます。

今年も無事にやり遂げたうちの研究室のみなさん&先生方に
敬意を抱いています。

わたしも研究室で二回目の冬を終えました。

去年は学士論文を執筆、
今年は B4 の後輩1人の卒論と M2 の先輩1人の修論の添削をさせていただき

学位論文を執筆することの大変さを痛感しています。
それとともに少し思うところがあるので

今日はやるべきことをほったらかして note を更新することにします。
というか個人的に思うことをつらつらと書きます・・

今日のテーマ 執筆中は指摘されてばっかり

先生はホントなかなか褒めてなんかくれないですよね(笑)
とにかく指摘、指摘、たまに怒られ(?)

先生方によっては多忙だったりで
学生の指導にほとんど精を出さない人もいるので

きちんと指摘、というか指導してくださるだけ
本当にありがたいことです。

(わたしの研究室の先生方も
熱心に指導してくださるので
恵まれてるなあと思っています。)

とはいえ褒められ不足だと
だんだんと自己肯定感が下がってしまって

「報われないような気がして滅入る。。。」

「がんばってるのにな」

そんなことを私の卒論執筆時は考えていたと思います。
(褒められることをモチベーションにすべきではないとはわかっていても、、)

そしてそんな思いを抱える全学生が、このシーズンにだれかから必ず

「指摘する人はあなたの主張や文章に指摘しているわけであって、
 あなた自身を攻撃しているわけではない」

と教わるのではないでしょうか。
これはたしかに間違いないと信じています。

でも
学位論文執筆時に限らず、たとえばゼミでの発表などにおいても

「この主張を建前にして好き勝手言ってるようにしか思えない」

という瞬間が全然ありました。

先輩、同輩、後輩、関係なくです。

わたし自身の話ではなくて、誰に対してもです。

もちろんほんの一部の話ですが。
わかってても普通に傷つきますよね。

もっと攻撃性をそぎ落として
そのうえで建設的な議論がしたいですね。

個人的には、言いたいことは同じでも、
言い方を変えるだけで良い。と思います。
『伝え方が9割』をみんな読んでくれ(笑)

今年は添削担当としてなるべく

良いと思った点から言及し、
気になったところ・指摘したいところは
書き手の意図を聞き出したうえで(not 威圧的!)

「~~とおもうけどどうかな?」
とか
「~~について一緒に考えよっか」
という感じで提案するように心がけました。

先生は基本的に最後くらいしか褒めてくれないので
先輩・後輩・同輩はしっかり互いの努力を認めてたたえたいな、と。

そんな話です。
とくに私は打たれ弱い人間なので(笑)

とにかく厳しい指摘を耐え忍び
無事に学位論文を書ききったみなさん

本当にお疲れ様でした。

この経験を通して獲得した論理的思考力や
文章の執筆方法、わかりやすく発表するスキルが
社会に出て活かされることを願います。

またこれから学位論文を書く人たちも
頂いた指摘に過剰に傷つくことなく
成長意欲をもって取り組めたらなと、思います。

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