文芸部に入りたい
最近のわたしは空っぽな気がする
振るとカラカラと音がするような
仕事でうまくいかないとき
人間関係でつまづいた時も
自分は詩人だと思って生きてきた
日記を書くとだんだんと
詩のような標語のようなものになってしまうので
ポエジーはエレジー
ポエジーはエッセンス
ポエジーはレゾンでーとる
詩人だからうまく生きられなくて当たり前
そんな価値観が揺らいできたころ
十六歳から書いてきた日記帳を全部捨てた
あれから自分とうまく交信できなくなった
書いてどうなりたい?
文芸部に入りたい
そんで文化祭で文集を出すの
でもね ふつうの大人に文化祭はない
あとがき
「自分は詩人だと思って生きてきた」
かなり誇張してます、すんません。
以前詩のような記事を書いたとき、ある方がマガジンに収録してくださって「これって文芸部みたい!」と思いました。なんだかワクワクしたんです。
文芸部に憧れてました。(私はブラバン女子です)
クラスにいつも小説書いてる女子がいて。クールな個性派。学年の終わりにみんなで文集みたいなのを作ったとき彼女はSFぽいショートショートを書いていた。私が書いたのはなんちゃってファンタジー。
no+e はおおきな文芸部なのかな。
だとしたら幽霊部員になってもつながっていたい。
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書く部のお題で書きました。
タイトル画像はGAY(戒)様にお借りしました。
いつきさんの賑やかし帯を使わせていただきました。
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