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うつ病と趣味の話(後編)

ごきげんよう、おすみです。

うつ病になると今まで楽しめていた趣味が楽しめなくなります。
よく聞く話ですが、実際そうです。

今日は実体験を交えながら考察してみようと思います。

なぜ趣味が楽しめなくなったのか?

経済面での不安

うつ病で休職すると真っ先に襲ってくる不安。
それはズバリお金です。

休職中も生活を守る制度は色々ありますが、
(実際ありとあらゆる制度があること自体あまり知られていません(´・ω・`))
バリバリ働けていた時に比べると収入は激減するので、当然趣味に費やしていたお金は真っ先に予算削減の対象になります。

おすみも鉄道旅行やスポーツ観戦が趣味の一つでした。
いずれも交通費やチケット代がネックになり今も再開できていません。

病気に伴う不安

もしも巨額の貯金を持って休職を開始したとしても、出先でパニック発作が起きるかもという恐怖や以前みたいに楽しめるかどうかの不安が先行するので初めの一歩を出し渋るのが実際のところです。

病気になり、考え方が変わったことに気づいていないことも

うつ病の治療は静養と投薬以外にも認知行動療法心理カウンセリングなど独特な治療法が用いられます。
その治療の多くは自分自身と向き合う作業が多く、自分自身の隠れた本質を次々と発見している間に歪んでいた認知が矯正されていることがあり、当人はそれに気づいていない場合もあります。
うつ病の治療がある程度進んだ段階での『今まで楽していたのに…』は認知行動療法の効果の表れなのかもしれないと前向きに捉えてみるといいかもしれませんね。

今までの趣味や好みは一旦置いて、自分のやれる範囲でのやりたいことを

認知のゆがみが矯正された新しい自分に気がついたら、今までの趣味や好みは一旦心の隅に置いておいて自分のやれる範囲でのやりたいことをやってみてください。
もちろんやりたいことが以前の趣味でも構いません。
今までとはまた一味違う魅力を感じることができれば💮です。

そんなおすみの今の趣味は、自分自身と向き合うことです。

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