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【洋書多読】The Storm(Light House Family series)(176冊目)

今日、岐阜県の郡上八幡という街を出てきて大阪に一旦返ってきたんですが(今週末には出ます)、その郡上八幡にある「糸カフェ(いとかふぇ)」という素敵なカフェで、『The Storm(Light House Family series)』という児童書を読みました。

カフェの雰囲気に負けず劣らず、心が優しくなれるような本当に素敵な児童書でした。

海を守る動物たちのお話?

英語もそのお話の優しさに負けず劣らず易しいものでした。TOEIC700点くらいあれば普通に読めるレベルの英語だと思います。難易度的には、僕がいつもしつこくおすすめさせてもらっている『Who was〜?series』くらいじゃないかな?という感じです。

灯台を守る一匹の猫、そこに流れ着いてしまった船乗りの犬、そしてその犬によって漂流していたところを救われた、三匹のネズミのお話です。

僕が昨日読了したのは一巻で、猫が灯台を守ることになった経緯とか、そこで5匹が家族として暮らすことになるまでのくだりとかが描かれています。本書は全8巻のシリーズもののようですが、アマゾンのレビューもかなりの高評価のようです。

静かに流れる物語の雰囲気は、依然読んで妙に心を打たれてしまった『Sarah, Plain and Tall』を思わせるものがありました。こちらも同じくらいの難易度の良書で、家族の愛の形とか、考えさせてくれるものがあったので、ぜひ手にとってみていただきたいです。

多読三原則に従って『The Mysterious Affair at the Styles』を投げました

実は一昨日まで、アガサ・クリスティのデビュー作である『The Mysterious Affair at the Styles』を読んでいたのですが、ちょっとしんどかったので、多読三原則に従って、投げました(読むのをやめました)。

理由は2つで「難しかったから」と「忙しかったから」です。

ぱっとみた感じ、自分にも読めるかな?と思ったのですが、やっぱりちょっと難しく感じました。具体的には会話の部分が難しく感じました。いつものことですね。

それからその難しさについていくための精神的なゆとりもありませんでした。最近はお仕事がおかげさまでとっても忙しくて、一日中作業をしても追いつかない、みたいな日が続いているからです。

多読はそんなお仕事の作業の、あるいはコーチングの合間にする息抜き・趣味なので、これが苦痛になるようではちょっと本末転倒です。もう時間に少しゆとりがあれば読めたかも(負け惜しみ)とは思いながら、このままだと多読そのものが嫌いになってしまう…と思って投げたのでした。

でも、投げてよかった。

でも、結果論ですが、無理して読み進めなくてよかったです。その反動でずっと気になっていた『The Storm』を手に取るきっかけになったし、郡上の雰囲気とか、カフェのゆるい空間が、息抜きとしての本書の多読に絶妙にマッチしていて、とても幸せな気分になれたからです。

一生懸命マッチョな感じで英語を多読していって、それで英語力を伸ばしていくこともそれはそれで素敵なことだけど、一方で、多読とか英語を重荷に感じてしまったりしたらそれは本末転倒です。

「辞書はひかない」「わからないところは飛ばす」そして「難しかったら投げる」という「多読三原則」に救われた形となりました。

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