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【洋書多読】The Girl I've been(220冊目)

『The Girl I've been』by Tess Sharpe
 
総語数:92,000 words
 開始日:2023年6月11日
 読了日:2023年6月25日
 多読総語数:8,390,675 +?words(※)

(※)=『The Chaos Machine』の文字数が不明のため「+?」としています

『The Girl I've been』というYA小説を読了しました。

本書は渡辺由佳里さんの「洋書ファンクラブ」というブログサイトで紹介されていたのを機に手に取りました。渡辺さんのブログは洋書多読のファンの僕にとっては非常にありがたいウエブサイトで、折に触れて参考にさせていただいています。

「詐欺師の母親に育てられた少女が銀行強盗の現場に居合わす」というなかなかな場面設定で始まるのですが、そんな主人公の少女Noraが、その奇特な経験を生かしてピンチを脱していく様子が痛快に描かれています。加えて虐待であるとかDVであるとかいった、この手の小説に比較的取り上げられやすいトピックも織り交ぜられていて「The YA小説」という感じでした。

英語はちょっと難しかった?!

英語は若干僕には難しいものでした。最近の傾向で、英語の意味はわかるけれど細かいニュアンスとか、登場人物たちの心の機微とか、そういうのがあまりきちんと読み取れていないなと感じることが多々あったからです。

英語が難しいと言うよりは、海外の文化とか風習・風俗に慣れていないということかもしれません。ちょっと言い訳がましいですが。

とはいえ、それでも物語自体は痛快で、人質に取られたNoraを始めとした登場人物たちの物語と並行して徐々に明らかになっていく幼少期のNoraの生い立ちが気になって、ついついページを捲る手がとまらない、そんな感じの一冊だったと思います。

英語の文章自体はシンプルで読みやすいです。一文もそんなに長くないですし、お話のテンポも良かったと思います。おすすめです。


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