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大阪府や日本政府の説明とは食い違うMGMの思惑〜すべてがNになる〜


秋葉原ニュース(東京) - MGMリゾーツインターナショナルの幹部は、大阪湾の人工夢島に建設が計画されているカジノリゾートが、1億2500万人以上の日本市場で認可された唯一のものになる可能性があることを公に示唆しました。
今週行われた投資家の収益コールで、MGM社長兼CEOのビル・ホーンバックルはヒントを2回落としました。
オープニングプレゼンテーションで、彼は「今後しばらくの間、唯一のオペレーターになるかもしれない市場での[投資収益率]機会に非常に興奮しています」と述べました。
その後、質疑応答のセッション中に、彼は「私たちが唯一のプレーヤーかもしれないと思うことに興奮しています。そして、1900万人の市場の代わりに、私たちははるかに大きな市場」について話しています。
1900万人は明らかに関西地域を指しています。「はるかに大きな市場」は、おそらく日本全土です。
文脈を考えると、2つの点が際立っています。
まず、中央政府がホーンバックルの言葉で、「プロジェクト、大阪政府との契約などについて、一貫して私たちに質問している」ことを考えると、これはMGMが統合リゾート(IR)が承認のために軌道に乗っていることを十分に期待していることを強く示唆しています。
また、MGMが長崎県のカジノオーストリア国際カジノリゾートプロジェクトが承認されないと考えていることを示唆しています。もしそうなら、ホーンバックルは日本市場で「唯一のオペレーター」になることについて話しているのではなく、むしろ最大のオペレーターとしての地位を強調しているだろう。
しかし、ホーンバックルはまた、MGMが中央政府がいつライセンス決定を公開するかについて正確に自信を感じておらず、継続的な遅延がおそらくMGM-Orix IRの開設を2030年代初頭に推し進めていることを明らかにした。

 日本政府や大阪府の説明を聞くにカジノの対象は外国人観光客のはず、民間企業であるMGMの人が日本人を対象に考えているというのはカジノ誘致に対して正確な意思疎通ができていないことが伺える。というのも1900万人という想定は日本人抜きではなしえないからだ。2022年の外国人観光客は383万人である。1900万人という数字は日本人抜きではまず間違いなく出てこない数字だと言わざるをえない。


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