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何も感じない日

自分の予定と子どもの予定とで慌ただしく一日が過ぎた。
最近は予定を詰めないように心がけていたために、追われるように時間が過ぎる日は久しぶりのことだった。

朝は自分のために走り、用が済めばやれ昼食だ、おやつだ課題だ夕食だと、次から次へとやることが湧いて出てくる。
さて、今日はなにを感じただろうかと振り返ってみると、何にも心動いていないことにはたと気が付いた。
きれいとか、天気とか、季節とか、そうした移ろいゆくものを感じ取ったり、面白かったと思うことを文字にすることが好きなのだけど、そういった感覚が今日はなかった。
そんなに忙しかったかと少々驚き、やはり人間には余裕が必要なのだなと思った。
余裕がなければ面白いことを見逃してしまう。

そういえば昨日は何をやっても上手くいかない日だった。
落ち着けと自分に言い聞かせても、落とすぶつかる判断を誤るで、あまりいい日ではなかったように思う。
余裕がない日は仕方がないと、昨日はそう受け入れて一日を終えたのだが、今日もまた余裕のない一日になってしまったことに悔しさが残る。
――少し疲れが溜まっているのかもしれない
今週は祝日もあることだし、少しゆっくりを心がけよう。

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