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怠惰なまま一日を終える

特別な用事かなかった今日、なんとなく時間が過ぎてもう夕方になってしまった。
やらなくちゃいけないこと――家事や子どものこと――はきちんとやっているが、
やりたいこと――個人的なこと――は全くといってやっていない。
空いた時間にはスマホをいじっては無駄に過ごし、これは私のやりたいことではないとため息が漏れる。

昨日と一昨日は出かけていたから、肉体的には疲労が溜まっている。
連休最終日の今日、そうした事情もあって何も予定を入れずにのんびり過ごすことにしたものの、こんな怠惰な生活でいいのかと、これはこれでストレスが溜まっていく。

私の理想的な時間の過ごし方はどんなだろうかと考える。
家族がんな出かけて、自宅で自分ひとりの時間を過ごせることだろうか。
いやでも、家にひとりでいるとやっぱり下らなく時間を遣って、さらには昼寝までしてしまう。
ではひとりになれる場所があればいいのだろうか。
これはかなり大きいと思う。
本当に今現在、私がこうして文字を書いている後ろで子どもがゲームをやっているが、ひとり静かに集中したいなと思うときが多くある。
「母親」という商売は、キッチンかリビングにしか居場所がないものなのだろうか。

理想を持って、理想を目標にして、上を目指す人生を送っていきたいが、このカオスのような状況から生まれるものもある。
特別はなくとも、何気ない日常から得られるものはとても多い。
ただもう少し、気持ちの使い方を改めないと、自分は何もしないだめなやつだと思ってしまいそうだ。

まぁ要するに、今日は何もしなかったし、何も生み出さなかったのだ。
それでもいいんじゃない、とすんなり受け入れられる心の余裕がまだなくて、日々努力を続けている。

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