乳がんかもしれない不安 のち どうでもよくなる
生検の翌日、右胸の脇に貼られた大きなテープはそのままに一日を過ごした。
肌が弱いため、粘着力の弱いテープを貼ってもらったから問題ないはずだ。
看護師さんに翌日にはテープは剥がしてお風呂もオッケーと言わていたが、私はまだそれを剥がすことで思い知らされる現実を直視できずにいた。
病院から帰宅して、すぐに乳がんについて調べ始めた。
私のしこりは1センチに満たないそうだから、転移さえなければステージ0か1に当てはまりそうだ。
そうであれば10年後の生存率は90%以上と非常に高い。