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今のガンプラ品揃えは全然マシな方!40年前のガンプラ購入事情を語る

昨今、ガンプラの入手が難しくなってるご様子。

でも、アラフィフな私からすれば、売り場に行けばガンプラはあるワケで、40年前よりは全然マシ、と思う次第。

今回は、ちょっと昔話(ブログで過去に何度か書いてますが)。

私が子供の頃、今から約40年前。ガンプラブームど真ん中世代です。

その頃は家電量販店はなく、ガンプラ売り場といえば模型店かおもちゃ屋さん。

個人経営のお店ですね(40年前はほとんどそれです)。

ウチの近所にはおもちゃ屋さんがありまして、そこでガンプラは販売されておりました。

平日などは、ほとんどガンプラは販売されおらず、あっても武器セットかムサイ。

何故にその程度しか販売されてなかったのか?

それには、ガンプラブームにおける、個人商店特有の販売の謎ルールがあったからです(当時は地域によってルールは様々だったと思います)。

  1. ガンプラ発売日は日曜日

  2. 早い者勝ち

まず日曜日。これは当然、子供が休みの日、ということを考慮して。

土曜日は午前中だけ授業がありました(今は違うのかしらw)。

曜日については合理的な理由があるとして、問題は
早い者勝ち」。

これは、要するに、日曜日のガンプラ発売日において、
開店前に早くから並んでた人からガンプラを買える
ということです(詳細をこのあと書いていきます)。

まぁ、今のガンダムベースの抽選券ゲットと同様かもですがw

当時、ウチの近所のおもちゃ屋さんの開店は9時。

それに合わせて朝早くから並んでいた人から順に店内に入る、ということなのです。

抽選券など、ない。

つまり、前日の閉店後から並んで、徹夜すれば一番乗りです。

ただまぁ、40年前の当時は、そういうことをする人などおらず、せいぜい6時に並ぶ程度。

とはいえ、子供が朝の6時から並ぶとかはもっての外(そういう非常識を許す親もいなかった)。

並ぶのは大学生とかそのあたりで、子供はほぼ後ろになります。

で、

一番の問題は販売方法。

ウチのおもちゃ屋は、ガンプラ販売日、
開店と同時に店内に入れるのは1名ずつ
というルールを設けていました。

早朝から並び、開店を待つ。

9時開店。

1名ずつ入場。

そして、店内のど真ん中に、その日販売されるガンプラが山積みになっている。

イメージとしてはこんな具合

それを、1名ずつ、吟味して、1個だけ買う。

それが終わったら、次の1名。

これを永遠に繰り返します。

そのため、山積みにされたガンプラの中で、人気なブツは早々に、大学生たちがゲットしていくのです。

そのため、1人が店内に入り、一度ガンプラを手にするたびに、「お~、グフかよ」という歓声が周囲から上がるのです(ちなみに、一度手にしたガンプラは絶対買わないとイケないという謎ルールもありました)。

シャア専用ゲルググ、シャア専用ザク、ドム、などは早々にになくなります。

ギャンは比較的余り気味だった記憶。

列の最後の方に陣取る我々小学生は、せいぜい量産型ザクが関の山。

初めて1/100シャア専用ゲルググを見たのは、発売から随分経った頃だったと記憶してます。

一度だけ、私の順番が来るまでに、リック・ドムが残っていたことがありました。

その日は、リック・ドムが久々に発売されると前日から学校で話題になってました(その情報、どこから仕入れる?)。

そのリック・ドムが、私の1人手前で最後の1個。

当然、その子供に買われてしまったワケで。

周囲からは「あ~、あの子、残念だね」という慰めの声があがりました(いらねぇ)。

ただ、そのとき、私はジオングが欲しかったので、そんなヤジにめげず、ジオングに一直線。

フンっ!

とゲットして、意気揚々と帰宅しました。その記憶はハッキリとありますね。

そんな具合でしたので、家電量販店に行けば、何かしらのガンプラが販売されてる現代においては、さほど不満もなく。

「需要にこたえないバンダイが悪い」

とかも特に思わず(高度な経営判断と期待)。

まぁ生活に支障がでるワケでもないので。

とか余裕をブチかましてるのは、さんざん積んでるからでありまして。

ガンプラは、ホビー(趣味)。

もっと広い心で、余裕をもって楽しみませんか?という気持ちです。

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