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置かれた場所で咲くか?自分が咲く場所に移動するか?アナタはどちら?

事務処理業務が恐ろしく苦手。

稟議書。

決済。

いちばん苦手なのが、

報告書。

提案書。

やらかした事案について報告。

起きてしまったトラブルの報告。

業務改善の提案書。

そんなこんなで、ビジネス文書の研修に参加してきた(業務指示)。

昨今は、研修もオンライン(私はやりやすかった)。

そこでちょっと面白いことがあった。

若者女子にありがちな

「面白い話があるんだけど!」

と前フリしちゃう失敗あるある、の前フリではない。

50歳である程度の人生経験のある私でも

「ほほう」

と呟いてしまった面白い話。

このオンライン研修では、5人一組に組まされる。

研修の定番、このグループワーク。

人見知り選手権千葉県予選毎年ベスト4のわたくし、

これが超ダルイ(研修のこのグループワーク、本当にウザイ)。

それぞれに役割与えるアレね。

まぁグループワークがウザイ話はともかく。

研修中は、ところどころで課題が設定される(あるある)。

この課題、ビジネス文書の定番で

「超難しいニュース内容を短い文章にまとめる」

というアレ。

わたくしが、超絶苦手なアレです。

今回は、中東の原油がどうこうとかの経済ニュース。

聞いたことがない単語、しかも横文字がズラリ。

私のグループには、新卒1名。社会人2年目1名。40代が2名いた。

この課題、20分が制限時間だが、私以外の4名は10分で終わらせた。

そして、社会人経験がいちばん長い50歳老眼の私は、ご期待どおりで20分使ってもクリアできなかった(やったね)。

そのような課題があと2回行われたが、私はオール未達成(すごくね?)。

6時間の研修の終盤、ガチのガチでヘコんだよね。

アンタ、20代をフリーターで遊びまくったツケがここできたね、というね。

だがしかし、最後の課題で面白いことがあったのよ(ようやく本題)。

「課題:駅前の迷惑駐車を減らすための提案書をまとめよ」
駅前の状況)
1.バス停ロータリーは駅の階段から徒歩3分かかる
2.駅前は自転車駐輪場が多く、車の一時駐車スペースはない
3.駅前の有料駐車場は30分500円
アナタはこの駅前担当の市役所職員です。課題をまとめて路上駐車解消提案書を上司に提出してください。

という内容(超割愛してます。念の為)

課題としては、迷惑駐車をなくすアイデアはなんでもよくて、提案書をそれぞれ書いてください、という内容。

はい、オチにふさわしく、この課題をクリアできたのは私だけでした。

というのも、他のメンバーは迷惑駐車をなくすアイデアをひとつもだすことができなかった。

講師は「なんでもイイんですよ」という指示だったが、「なんでもイイ」と言われると、何をだしていいのかわからない、とのこと(まぁアイデアだしの時間が5分しかなかったんだけど)。

私は、「なんでもイイ」と言われたので、超絶テキトーに、
・自転車駐輪場の一部を車の臨時駐車場に変更
・ラッシュ時に迷惑駐車取り締まりスタッフを整備
という、かなりどーでもイイようなことを6個くらいあげた。

グループの40代がポツリとマイクに向かって発言した。

「ゼロから発想する作業が、昔から苦手です。小説家になろうなんて思わないからいいんですけど、広報のときに会社の雰囲気を伝えるブログ記事を書け、と言われたときは泣きました。」

このとき、ふと思った。

「人って、得意なことを伸ばす人生の方がうまくいくよね」

ビジネス文書をまとめる能力は、義務教育からの高校、大学でしっかり勉強してきた人、それができる人、が得意。

ゼロから1を生み出すのは苦手。

その反対のひともいる。

置かれた場所で咲くよりも、自分が咲く場所に移動するのもまた有効。

それを若いウチに実行できるとイイね。

50歳のわたくしとしましては、今さら出世欲があるワケもなく(もともとないけど)、定時にそそくさと帰宅して、嫁の目線を尻目に、そそくさとプラモデルを作ってブログを描くのでありました。


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