いつかまたこの恋が叶いますように

ねえ　神様
一つだけ教えてください

"切ないほどに美しいこの想い
儚さの舞う春の季節と共に
いつか散る日を迎えるのでしょうか?"

忘れてなくなってしまう前に
ある人に伝えたい事があるので
最後にメッセージとして
ここに残しておこうかなと
いつか届いてくれたら嬉しいかな
大切な人へ

"人生において私の本気の初恋"

それがあなたでした。
出会ったあの日から好意を抱いてくれて
嬉しかったです。
いつもなら出会ったその日に勢いで
身体を許してしまうのにあなたにはそうしなかった。
きっとあの時の私は分かっていたんです。
あなたが私にとって大切な人になるってこと。
でもずっと気持ちに上手く答えられなくて
沢山遠回りをしてやっとお互いに
向き合える時がきて凄く幸せでした。
あなたと出会って初めて好きだけの感情ではなく
愛する気持ちを経験しました。
どんなセックスよりもあなたとのセックスが
大好きで恋しくて思い出しただけで
脚から力が抜けて崩れ落ちてしまいそうになる。
あなたとするキスが世界で一番好きでした。
優しく包み込んでくれる瞬間
激しく求めるあの瞬間
このまま時間が止まってしまえばいいのにって
何度願ったかもう覚えていない。
私の首を締めることで興奮するあなたが好きだった
乳首が性感帯のあなたが愛おしくてしかたなかった
別れたあの日から変わることなく今も大好きです。
毎日夢に出てきてしまうくらい
朝まで眠れない日があるくらい

約束を守れないあなたに懲りて
気持ちに終止符を打てたはずだったのに
全然覚悟が決まってなかったみたいです。

それ以上に忘れたくなくて
願うならばまた出会ったあの日の様に
最初からもう一度やり直しませんか?なんて
言葉が口から溢れてしまいそうになるのを
必死に堪える毎日です。

私はあの日言ったのよね

"大丈夫、何があってもそばにいるから
私はいなくならないから
誰よりもあなたの味方でいるから"

今でもこの気持ちが変わることはありません。
きっとこれからも。

あなたは私に沢山のことを教えてくれました
誰かに特別に思われるという本物の愛
バカみたいに真っ直ぐで素直で真面目で
たまにそれに嫌気がさした
もっとバカになればいいのにって
いつも笑ってたけどあなたの心は
全然笑ってなかったのよね
それが見えた時
その闇がなんなのか知りたいと思ってた
あなたがどんな時に涙を流すのか
何を思い悲しくなるのか
悔しくなるのか
怒りを覚えるのか？
あなたがどんな人と恋に落ちどんな思いをして
何に傷つき何に喜びを感じていたのか
きっと私はあなたの何も知らなかった
あなたも私の何も知らなかった
でも知りたいと思うのは特別だったから
どんな時に1人になりたくて
何を信じ何を希望に生きていたのかな
夢はなんだったのか
好きなことも嫌いなことも
好きな音楽も何も知らなかった
私はあなたの何も知らなかった
知ったつもりで息を吐くのを
忘れてしまうくらい
必死で他の誰かを好きになる努力をして
そんなどこかの誰かじゃ何も満たされなくて

もう直ぐあれから2年が経ちます
色んな思いが自分の中で葛藤しあっています
必死で手放す努力をしています
本当に人生で凄く特別で幸せな時間でした

これ以上待つことが正解なのかは分からない
きっともう終わりにしないといけないけれど
終わりにできないこの溢れる気持ちを
私はもう少しだけ自分の中に
そっと我が子の様に大切にしまっておきます

あなたといる時間の私はいつも笑顔でした
でも1番いて欲しかった時にはいつも側には
いてくれませんでした
辛かったあの時もあなたの姿はありませんでした

復縁を望みたいなんて思う自分に嫌気がさします
でもそれだけ特別でこの想いは簡単には
私の中から居なくなってはくれなさそうです

いつかこのメッセージを
あなたに届けられる日が来たら嬉しいかな

もう少しだけあなたのことを想わせてね