埼玉東松山の物見山で無限ヒルクライム
埼玉に暮らすロードバイク乗りが最初に訪れるヒルクライムスポット、それが東松山の物見山だ。
荒川、入間川、越辺川といった埼玉県民の暮らしを支える一級河川を遡上すると、見える小高い丘。
標高は135m しかないらしい。
週末になれば多くのヒルクライマーが、この物見山越えをウォーミングアップにして、後方にそびえる白石峠などの山々に挑む。
物見山にあるヒルクライムスポットとして有名なのが大東文化大学前坂。
登りきった坂の上の信号から見下ろす街並みは、見応えがあるよ。
そんな存在の物見山だが、いい感じで左回りが可能。
途中、信号が2箇所と一時停止が1箇所あるものの、ほとんど止まらずにぐるぐるとヒルクライムすることが可能。
そう、満足するまで…無限に…。
そこまでの気概はないので、周回10週を目指して走り始める。
スタート地点となる交差点付近。
スタート直後が、このコースのメインディッシュとなるヒルクライム。ストラバによれば、距離660m、平均勾配6.9%。
街からほど近いヒルクライムスポットとしては、走りごたえ十分。なんといっても無限に走れるわけだし。
それと、このヒルクライムの良いところは、交通量が少ないこと!この点はとても大事!
疲れてくるとフラつきがちなヒルクライム。
自転車乗りにとっても、四輪ドライバーにとっても不幸な出来事は避けなければならない。
ヒルクライムを登り切ると物見山公園に到着。
ここには埼玉県平和資料館がある。
埼玉県内の学校を卒業していれば、一度は訪れるこの施設。つまり、この施設を訪れたことのない埼玉県民はモグリであると断言する!
物見山公園を過ぎ少し走れば、大東文化大学前坂との交差点。この交差点を左折して無限ヒルクライム続行。
左折すると、寺、蕎麦屋、便所と、この世に必要とされるもの全てがそろったスポットが現れるが、無限ヒルクライム中であることから、これを華麗にスルー。
少しばかり坂を登ると、道は下りに変わり、爽快なダウンヒルに。500m程下ったところで左折。
左折すると長閑な里山の風景。梅の花も見頃。
素敵な景色だ…。
しかし!今は無限ヒルクライム中の身、ここで足を緩めてはならない。
見るべきは道の行く先、しっかり踏み込め!
そんな素敵な里山を過ぎると一時停止の交差点。
もちろん左折。
左折すれば、もうそこはゴール兼スタート地点。
さあ、飽きるまでヒルクライムを続行だ。
くれぐれも帰り道の足を残しておくように…
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