ロードバイクから出る異音（パキパキ音）が気になってしょうがない
ロードバイクが最高なのは、風を切り、音もなく駆け抜けられるからだ。
これを妨げるのが、ロードバイクの何処からともなく発生する異音である。
ペダルを踏むたびにパキパキと鳴られては、あの至極の感情を味わうことなど不可能。
多くのロードバイク乗りが一度は経験するであろう異音が、私のバイクからも発生してしまったのでそのトラブルシューティングを行った。
1 異音が発生する状況を整理
ロードバイクから異音が発生したときに困るのが、異音発生箇所の特定である。
大体は、乗車時に発生する上、原因の箇所からフレームを伝わって別の場所から聞こえてくる場合もある。
そのため、どのような状況のときに異音が発生するのか確認し、発生場所を限定することから始めた。
①乗りながら音の発生箇所に耳をすます
→ボトムブラケット周りから音が出ている気がする…
②ペダルに力をかけたときのみ発生
→常に回転しているホイールや、力の強弱の影響が少ないディレイラー周りが原因の可能性は低い
③ダンシング時のみ発生
→サドルやシートポストの可能性も低い
④右側ペダルの入力時に発生しやすい
→左右差の影響の少ないチェーンの可能性は低く、やはりクランク周辺の可能性高いのか？！
2 対応策
①ペダルの増し締め
ペダルを増し締めしてみると…ガチガチに締まっている。念のため取り外して、グリスアップ。
試乗してみる。相変わらずのカチカチ音。
②チェーンリングの増し締め
チェーンリングを増し締めしてみる。
…やや緩いな。均等に増し締めしていく。
この感じたとクランクも緩んでいそうだな…。
③クランクの増し締め
クランクも増し締めしてみる。
…ゆるゆるじゃないか！特に左側のクランクが緩んでいる。
ここは特に大きなトルクがかかる箇所。
トルク指定は35〜40Nm。
トルクレンチは持っていないので、手ルクレンチで締める。
さて、試乗だ。
見事に異音が無くなった。
坂をダンシングで駆けても、聞こえてくるのはタイヤが路面を掴む音と己の呼吸のみ。
異音の出ないバイクで坂を登る気持ち良さを改めて噛み締める。
今度から、異音が出たら、簡単な増し締めぐらいはさっさとやろう…。
追記:と思っていたまた、異音が発生…
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