残したい記録。心にズシン。
私の仕事は、お住まいを整えることである。
今日は改めて背筋が伸びた。
私のお客様には様々な方がいる。
ご高齢、共働き、シングルマザー、お掃除が苦手、芸術家、、
いろんな方々の事情を汲み取り、私ができることを
黙々とやっていく。ただそれだけである。
私の小さな一手が、その人の心の支えになっていることを実感した時、心が震えるほど嬉しい。
例えば。お医者さん。共働きで小さなお子さんも二人。病院寮に家族で住んでいる。昼夜問わず病院の呼び出しがあれば子供を置いて飛んで行かねばならない。家事育児、お掃除そんな全てをこなすのは到底難しくて、どれだけ頑張ったとて追いつかない。そんな中できる限りの工夫を凝らし、前向きに日々追われる毎日をすごす。心がおれそうな時も絶対にあるのに、踏ん張る姿をいつも見ながらお住まいを整えていく。
私には人の命を救える技術や頭や能力はないのだけれど、
そういった方々の心をより穏やかな気持ちにできたなら、それは本当にありがたいことだ。
人にはそれぞれの役割がある。私にできる役割を自分自身がしっかりと理解していかにして、心を込めてお手伝いできるか。進化し続けられるか。
考え、工夫し、行動すること。人の命を救う方々の心と同じ気持ちで自分の役割に徹すること、めげずに立ち向かうこと。
改めて強く心に刻む。
孤独に押しつぶされそうになることもあるし、何も考えたくなくて
動画の世界に長い時間身をおいたり、身体労ることを諦めて適当なご飯を食べたり、飲んだり、カフェでなんとなく時間を持て余すこともあるけれど、
背筋の伸びる瞬間というのがその都度あって、
その度に思い直して、少しずつ成長していこう。
完璧はできっこないけど、ちょっとずつでも進化して
私にしかできないことを、この手で一つ一つ紡いでいこう。
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