女性性によるリーダーシップ
女性性によるリーダーシップが気になっています。
男性性は、
・目標をぱっきり示す
・指示を出す/評価をする
・競争を楽しむ
みたいなイメージ。あくまで、個人的にです。
これだけじゃないよね、という時代にきています。
女性性は、
・情報の共有:想い、自分や周囲の状況
・方向のすり合わせ
・ザッソウ(雑談と相談)
という印象。
前に進むという感じはあまりないけれども
とにかく今現在を感じて、その情報が全体に浸透している感じ。
一人一人がキャッチしているし、
適宜声を掛け合えているので情報が出回るのが早い(!)
目標やゴールが明確に決まっていて、それをどうしても達成するんだという場合にはぴったり。
緊急性の高い手術の場合、医師がリーダーシップをとらず「この傷口どうしよっか?」と言っていては患者が大変なことになってしまいます笑。
優秀な人に指揮を委ねて、みんなが動いた方がいい場合も数多く存在すると思います。
「豊かさ」「ライフスタイル」のような抽象的で
これ!っと決められない、自分たちでもまだよくわからない
そういう目標や世界を目指すときには女性性のリーダーシップが合いそう。
そして一番目指すのは、この両方を行ったり来たりすること。
変化は激しく、社会課題から社会創造へ切り替わっていくこの時代に
スピードをあげてずんずんと進んでいくために。
そのためには、
始点は女性性→男性性→・・の順番ではないだろうか。
まず全体を感じる、自分自身を感じる。
これやってみたい、これを実現したほうがよさそう
を形にするための施策/アクションを出す。
これもやりたい、あれもやらなきゃ
それらを順々にこなしていく男性性。コミットメント。
女性性が大まかな方向性を感じ取れるので
間違った方向に突っ走らなくて済みます。
男性性で走ろうとしてみて、違和感があれば
それを解消したり、代案を考えるのも男性性なのかな。
***
女性性が岩戸隠れしている時代、かもしれない。
みんな違和感を感じていたり、本当はこれがしたいを出しづらい。
それを引き出す場と巡り合えた人もいれば
安心して出せる場所を探して、育てている人もいる。
岩をぶっ壊せばひきづり出せるけど
外で楽しそうにお祭りをして
自然と出たくなるような仕掛けがほしい。
パートナーシップ(妻と夫)
経営(リーダーとメンバー)
社会(男女)
女性性をかなえることの幸せ
そこから生まれるミラクル
その循環が起こる時代にぼくらは立ち会っている。
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