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きちんと、面倒くさがらずに、成し遂げたことを祝う

ずっと頭の隅っこを占領しながら、わたしの体力をすり減らしていたものがあった。

先延ばし癖のある私は毎日削られていく。

昨晩とうとうだめになって、こういうときは寝るしかないと布団に入ったものの眠れずごろごろしたりメソメソしたりTwitterを開いたり閉じたりラジオをきいたかと思えばAppleMusicに切り替えたもののだめなので突如思い立ってクローゼットを開き身辺整理と称して捨てるべきものをひたすらゴミ袋に突っ込むなどしていたら6時間も経っていた(もえるゴミの袋大一枚がパンパンになった)。

翌朝今日、もう片をつけるしかなかった。

人前に出れば昨晩のことが嘘みたいにへらへらして軽口叩いて笑顔をつくっている。

それが苦だとは思わないし楽に出来るから、きっとこのへらへらした一面も、紛れもない自分の一部なんだろうと思う。偽っているわけではないと思う。

話を戻して。

今日、とりあえずは何とか、片をつけた。

一安心。
とはいえこれは私にとっての、私にだけ大きく見える関門であり、
他の人からみたらもうほんっと、
ほんんっっっんの、これっぽっちの、小さき段差のようなものなのである。

でも、関門を、今日、私は抜けた。

間違いなくちゃんと踏み出したのだから、ちゃんと祝わなくてはいけない。

とはいえ帰路の途中で冷蔵庫の中身を思い出し
「あ、あれが残ってた食べなきゃ」
「今日はもうあれを食べればいいか」
と徐々に通常運転に戻ってしまいそうになる。

今日はちゃんとお店に寄った。
といってもただのドラッグストア。

いちばん食べたいと思ったお菓子、
いちばん気持ちが惹かれるアイス。

今日は喜ぶ日だからいいの!

こういうことを積み重ねれば、頑張るための気持ちを作っていける気がする。

良い気持ちでも味わなくては風化してしまうからその日のうちに。

今日はいい日です。

初場所始まったならそれはそれで全力で楽しんで観るだけよこっちは。

2021/01/10

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