【育児日記】3y3m 受け入れて納得する、ということ
11月中旬くらいから、ふとした時に
「ばぁばのいえに行きたい」
と訴えていた3歳。
微妙に風邪気味だったり、治ったと思えば私にうつっていたり、2人で体調が良いタイミングがなかなかなくお盆から実家に帰れずにいた。
そして今週末、やっとばぁばの家に遊びに行くことに。
木曜日、
「あと2回ねんねしたら、ばぁばの家に遊びに行くよ」
「やったー!」
とぴょんぴょん飛び跳ねていた3歳。
私も久しぶりの帰省なので楽しみ。
次の日の朝、おはようの前に
「ばぁばのいえ、いく!?」
と笑顔で寝室から飛び出してきた。
「まだ1回しか寝てないでしょ。あと1回ねんねしたら、ばぁばのいえ」
「やだ。ほーくえんいかないの。ばぁばのいえいく!」
自分の思い通りにならないとすぐ怒り、その場に居座り動かなくなる。
朝から大変な思いをしてなんとか登園、私も出社。
今日中に稟議を回さないといけずあちこち調整している時に保育園からコール。
「こつぶちゃんが、お昼寝から起きてから38.1℃のお熱があって…」
稟議は回せる直前まで準備をして上司に投げ(平謝り)
ダッシュで保育園に迎えに行きタクシーで帰宅・即テレワーク。
実家には熱が出たことを伝え、週末の帰省はキャンセル。
本人は熱はあれど食欲旺盛で、お昼寝の後のおやつをおかわりしているくらいだった。
次の日、朝はまだ37.9℃。
「ばぁばのいえ、いく!?」
と目を輝かせながら起きてきた3歳。
ここで“いかない“というと、これまでの経験からほぼ100%イヤイヤ怒って泣いて叫んで暴れまくるのが目に見えているので、なんて説明しようか悩みつつも。
いや、変に言うより誠実にいこう。
「いま、お熱があるでしょう?鼻水も咳も出てるでしょう」
「いまこつぶは風邪をひいていて元気じゃないから、ばぁばのお家にはいかないよ」
「鼻水も咳も無くなって、元気になったら、ばぁばの家に遊びに行こう」
話の途中、会話を遮るでもなくイヤ!と抵抗するでもなく、最後までまっすぐ目を見ながらお話を聞いてくれた3歳児。
そして、ちょっと口をへの字にしつつも
「うん、わかった」
と言って毛布にくるまった。
わかった?!
素直!!
自分の要求が通らないときは必ずすぐに「やだ!」と言って自分の要求が聞き入れられるまで癇癪がひどいのに。
なぜこの時は素直に受け入れて、納得したんだろう。
身体的な成長はもちろん、話せるようになったり、トイレに行けるようになったり、目に見える成長はわかりやすい。
でも今回は明らかな心の変化。
言葉が伝わる、からのステップアップだろうか。
あんなに楽しみにしていたばぁばのいえ、ちゃんとがまんできてえらい。
イヤイヤ期も終盤なのかもしれない。
ちなみにお昼寝明け夕方には熱は下がり、鼻水以外は普段通りに。
日が暮れてから「げんきになったよ。ばぁばのいえ、いく?」と聞いてきたが、「鼻水がなくなったらにしようね」と伝えた。
今月はもう年の瀬。
今月末こそ、帰りたいな。
最後に帰ったお盆からはちゃめちゃに成長しているので、じぃじとばぁばは驚くだろうなあ。
会話が成り立つところからびっくりするだろう、楽しみだなあ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?