大阪城ホールの立ち見席に入った話
先日行われた『HiHi Jets Arena Tour 2024 BINGO』大阪公演で、大阪城ホールの立見席に入ることになった。
これまで座席指定席以外を経験したことがなかったので、入場にあたって調べたことを備忘録として残しておく。
入場までの流れ
立ち見席は開場前から整列が始まる。
開場時間になり、自分の番号を呼ばれた際にその場にいないとすぐに順番を飛ばされてしまい場所取りに不利になるので、整理番号が早い人は余裕を持って到着しておくといい。
座席について
城ホの立ち見席は、
スタンド最後列と床の高さが同じの上、ステージやモニターは見下げというかなり厳しい条件のため、いかに視界を確保できるかがポイント。
整理番号が1〜100前後の場合は立ち見の一列目を確保できる可能性があるので、まず以下の場所を狙うといい。
◇◇◇
①H・G・N・Aの柱の間
後方2列分の座席がなく視界が開けること、柱に囲われているのでプライベート感があることからよくおすすめされている場所。
各3人ほどしか入れないため、整理番号が早くないと確保が難しい点は注意。
HiHi Jetsの井上瑞稀くんはこの場所をラプンツェルと呼んでオタクをプリンセスにしており、さすがアイドルだなと感心した。
②通路横
スタンド最後列は両端が一席ずつ少ないため、その後ろの通路横を確保できると視界が開ける。
場所によっては機材と被ること、通路にはみだして立つのはNGなので注意。
◇◇◇
今回は整理番号が遅く、①②がすでに埋まっていたため、H(N)付近の2列目を確保した。
前の人達の頭の間からではあるが、踏み台を使えばメンステもモニターも見えたので公演内容を把握できる時間が長く、ストレスが少なかった。
周囲との身長差や自分が何を見たいかにもよってベストな位置も変わると思うので、整理番号が遅い場合もぜひ諦めずに探索してみてほしい。
持ち物について
踏み台
ホームセンターや100均で購入できる踏み台の持参を強くおすすめする。
開演前やMC中に座れるだけでも疲労度が違うし、また整理番号が遅く二列目以降になる場合は前の人の頭でステージもモニターも想像以上に見えないため、踏み台の有無がライブへの満足度に直結する。
※使用可否はライブによっても異なるようなので、レギュレーションはあくまで会場内の案内に従ってほしい。
靴
スニーカーや、つま先〜かかとがフラットになる靴がおすすめ。
周囲の人たちはNIKE エアマックスココのような、5〜6センチ前後の厚みのあるサンダルを履いている人が多かった。
さいごに
SNSでは「城ホ 立ち見」についての悪評が散見されるが(初期当選で立ち見を出すなという意見には同意する)、実際に参加してみると後ろの人に迷惑がかからないことを逆手に踊り狂えたり、座席が決められていないからこそ自分の見たいステージの近くに行けたり、自由度がある分思ったより悪くないという印象だった。
参加した公演では、ソロパートでは周囲の人と位置を譲り合って協力できたりと当初の不安をよそにとても思い出に残る公演になった。
できる限りの事前準備をしておくことが気持ちを切り替えられるキッカケにもなると思うので、楽しみ方のレパートリーを増やす手段として参考になれば嬉しい。
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