長い

　長い長い春休みが始まった。何をしようと言ってもできることは限られているけれど、せっかくの休みなのだから楽しんでおきたい。あたりまえかもしれないが、暇だなあと苦痛に思う時間はできるだけ減らしたい。

　そんなわけで数日前私は夜行バスの片道を予約した。出発するのはもう少し先だし、もしかしたらキャンセルするかもしれないけれど、とりあえず「ここを離れる予定がある」という状態を作っておきたかった。夜行列車には乗ったことがある。しかし、夜行バスに、一人で、という経験はないので少し不安だ。楽しみでもあるが。

　「ここを離れる予定」ということに関してはもう一つ、今のアルバイトをもうじきやめる。すぐにアルバイトを変えてしまう私にしては長続きしたほうだと思う。だけれど上司の情緒不安定にこれ以上付き合いたくはない。理不尽や疲労は人をおかしくするのだなと同情してしまう部分もあるけれど、やめてもいいと言われたからやめる。

　こうして暇になるたび私は猟銃免許をとろうかと考える。かっこよさそうというだけで憧れている。しかし、免許を取得して猟銃をもつ場合近隣住民の許可がいるらしい。うちの家族はあまり近隣住民に好かれていないようだから近々取るということはないだろう。面倒臭いだけの言い訳だろうか。そう思いますか？そう思ったあなたはせいぜい私が所持資格をとれないことでも祈っておいてください。

　それはさておき猟銃免許でなくても何らかの資格を目指したほうがいいのだろうかとは思う。怠惰な私はすぐに理由をつけて断念してしまいがちだが頑張りたい。

　怠惰つながりなのだが、最近連日飲酒をしている。なんなら今もフラフラだ。そういった発言が何らかのアピールとうけとられてしまってはいやだし、ただただ最悪なだけのなんの面白味もない陳腐な告白なのだが良くないと思うのでここで告白させてほしい。そしてこれからは、特にこの春休みはそういうことのないようにすると誓っておきたい。この日記はその約束を取り付けたいだけの文章だったのかもしれない。許してほしい。