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老若日記-番外編-3.11特別企画の担当者になって思ったこと

はじめに


はじめまして。
おしるこ事務局スタッフの小早川桜です。

今回、SNS担当のスタッフから声をかけてもらい、
このような形でnoteを書くことになりました。
早くも乱文になりそうな予感ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

この記事で「おしるこ」を知る方もいらっしゃるかと思うので、少しだけ、私たちが企画運営しているアプリ「おしるこ」についてご説明しますね。
「おしるこ」は人だけでなくモノ・場所・サービスなど、遠くにいても新しい出会いを提供する、50歳以上から利用できるコミュニティアプリです。

ポイントを貯めて商品と交換したり、日記で自分の思いを綴ったりと色々なことが楽しめるアプリです。(詳しくはこちらのHPからもご覧いただけます。https://oshiruco.com/)

この企画に込めた想い


さて、そんな色々なことが楽しめる「おしるこ」ですが、現在開催されているイベントの1つに、私が携わった3.11特別企画「東日本大震災とわたし」という企画があります。
この企画では防災関連グッズがポイント交換でもらえるキャンペーンや
・災害を経験したことのある方の体験談
・東北6県の商品をピックアップした商品特集
・陸前高田市の奇跡の1本松を題材にした「希望の木」の朗読・トークショーイベント
といったコンテンツを展開しています。

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私がこの企画を通して達成したいことは
「1人でも悲しい思いをする人を減らすこと」です。
「おしるこ」というアプリを通して、私ができることは
アプリユーザーに対し震災について考え、学び、防災に目を向ける機会を提供することだと思っています。

今回震災企画を担当することになり、
沢山の資料を読み漁り、映像を見ました。
震災を直接経験しなかった私は、今一度真正面から受け止めることが一番必要だと思ったからです。
正直目を背けたくなる映像や、胸が締め付けられるようなお話ばかりで、私が想像していたよりもずっとずっと悲惨なものでした。
もし自分や家族が住む街でもこのような災害が起こってしまったら。
どこへ避難すればよいのか、どのように行動すればいいのか、最悪の事態を防ぐにはどんな準備をしておくべきか。
その時私は何一つ具体的な解決策を持っていなかったことに気がついたのです。
この震災を他人事として捉えることは、未来でも同じような被害を起こすことに繋がる。反対に、一人一人がこの出来事を自分ごとして捉え、次に繋げることができれば1人でも悲しい思いをする人が減らせるんじゃないかとも思っています。

私の過ごした10年

もしかしたら私が過ごした10年のうち、9年と半年くらいは震災を自分ごととして捉えられていなかったのかも知れません。
もちろん被災された方や復興に対して関心がなかった訳では決してなく、ど根性ひまわり(津波により流れついき、塩水に負けず花を咲かせたひまわり)の2世3世を育てるプロジェクトに参加したり、募金をしたことも幾度となくありました。けれども、ただ圧倒的に「自分にも起こりうること」との視点が足りなかったのです。
もしかしたら自分以外にも同じような方がおしるこにもいるかも知れない。
災害の多い日本に住んでいるからこそ、一緒に考えられるようなコンテンツ作りをしていこう。そういった想いから始まったのが3.11特別企画なのです。
ありがたいことに、こうした企画に賛同し自身も防災について発信をしていただいている方もいらっしゃいます。
とはいえこうしたコンテンツを運営していても、まだまだ勉強不足なことだらけです。これからの10年に目を向け、少しでもおしるこで得た機会が未来へ繋がるきっかけとなるように、今後もこうした活動を続けていきたいと思います。





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