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【マニュアル通りの答え方してない?】合格するための面接対策!

今回は、総合型選抜・AO入試、推薦入試で合格するための面接対策についてです!

みなさん、いろんなところで面接の対策法や面接対策の本とか買って
マニュアル通り(もしくは、答え方の参考例を探して)の回答をしていませんか?

これは危険です!なぜなら、、、
大学の教授たちはこれまで何百人と受験生を見ているから。
実際に、大学教授の知り合いがいるのですが、

「なんか同じ答えばかりで困ることあるんだよね。受験生本人の言葉でしゃべってほしいのに」

と言っておりました・・・。

そこで!今回は、総合型選抜や推薦入試を指導してきた経験から
本当に合格するための面接対策とその考え方
について紹介します!

受験生はぜひ参考にしてみてください!


面接でどこを評価されているか知っておこう!

多くの受験生に
面接対策って何したらいいと思う?
と聞くと、

「自分の熱意を伝えられるようにする」
「自分のアピールポイントを考える」

という回答が多い気がします。

それも大切なのですが、見落としているポイントがあります。
そのポイントを知るために、面接の評価はどこでされているのかを知りましょう。

面接の評価① 何故その大学でなければいけないか、語れているか

ここが何より重要!
数年前の総合型選抜・AO入試、推薦入試では
「3年間頑張ったことを教えてください」
などの質問が多かったですが、最近は
「何故うちの大学じゃないといけないの?」
という部分を重要視している大学が多くなりました。
(就職活動の面接に近くなってきている気がします!)

例えば、国際系の学部を志望しているとして、やってしまいがちな回答は

貴学は国際性が豊かで、留学制度もあります。
なので、実践的な英語力を身につけるためにも真摯に学び、留学制度なども活用して語学力を身に付けたいです。

としましょう。これは良くない回答です。なぜなら、、、
英語を専門的に学べ、留学制度が整った大学なんて、たくさんあるからです

実際に面接試験中に「それが志望理由なら他の大学でもできるよね?ならうちじゃなくていいね」と言われたという話も聞いたことがあります。

ですので、大事なのは大学分析!そして
・他の大学にはない、その大学のいいところ
・どういう学部なのか
・どういう教育を重視しているのか

などをしっかりと把握する必要があります。

例えば、名前は同じ英語学科でも
「語学だけではなく、文化や歴史も学ぶ」
「外国の文学を学ぶ」
などなど、違いもあります。

また、リーダーシップがある人を求めています!という場合でも
・みんなを引っ張っていく
・みんなの意見を取り入れながら、強調できる
などなど、同じ言葉でも大学によって意味合いが違うこともあります。

自分のアピールをする前に!大学が求めている人物像を明確にしておきましょう!

面接の評価② 将来の目標のために、大学をどう活用しようと考えているか

みなさん、大学に入ることが目標になっていませんか?
そこばかりに気を取られると、あなたの思いが面接官に響きません!

というのも、大学に入りたいのはみんな同じです。
その大学に入りたいから、総合型選抜、推薦入試を受けにきています。

なので、大学に入りたい!という思いだけでは、他の受験生と差がつきません。

ではどういう人が評価されるか。それは、
目標達成のために、その大学に何故入りたくて、どう大学のカリキュラムや制度を利用していきたいかが語れるか
です!

例えば、よくない回答は以下です。

私は貴学、英語学科の国際的な環境に魅力を感じています。
また、外国語を専門的に学べるカリキュラムや留学制度にも積極的に参加したくて志望しました。

これだと、何のために外国語や留学制度に参加したいのかよくわかりません。
(実際に、英会話教室でもできるよ?って言われた受験生もいると聞いたことあります)

上記のような回答ではなく、

私は将来、異文化理解を促進するために大学では勉学に励みたいと思っています。
異文化理解はただ英語を喋れるだけではなく、お互いの文化や宗教などについて知らなければいけません。貴学では英語だけではなく、文化や宗教についても学べます。特に、〇〇教授のもとで・・・

という感じで、自分の目標に向かって何をどう学びたいのか、計画しているかということを伝えることができれば

「この子はしっかりビジョンがあるな、考えているな」
と思ってもらうことができます。

ですので、
「その大学に惹かれました!」
「ここがいいと思います!」
という大学を褒める?ところに留まるのではなく、
改めて自分の目標を達成するためには、その大学・学部で何を学びたいのかを考えていきましょう!

おまけ 圧迫面接の対策方法!

多くの受験生が困る圧迫面接。どうやって対策したらいいんだろうか・・・。
実は、対策方法があります!

実は圧迫面接には2種類あり、それぞれの対策方法があります。

圧迫面接① 面接官が高圧的パターン

「君さ、この志望理由なら、うちの大学じゃなくていいんじゃないの?」
これは本当に面接で生徒が言われた言葉です。
こんなこと言われたら、ビビっちゃいますよね・・・笑

しかし、実は圧迫面接は
わざと高圧的に見せることで、不測の事態にどう対応するか
という力を見ている
ことがあります。

ですので、高圧的な態度でこられても落ち着いて自分の伝えたいことを伝えましょう!(口論になるパターンが一番最悪なので、気をつけてください!)

圧迫面接② 面接官に質問攻めされるパターン

これが総合型選抜、推薦入試では多い気がします。
このパターンの圧迫面接の対策はシンプル!

それは、「知ること」です。

例えば、あなたが今ハマっているものを想像してください。
アイドルでもいいですし、アプリゲームでも何でもいいです。
それについて説明してください、と言われると答えられますよね?

逆に、専門的なこと、例えば
・物理に出てくるモーメントの定義について教えてください。
・今の日本の環境問題対策として行ってることを教えてください。
と言われるとん〜となりませんか?

要するに、質問攻めのパターンは「人や質問によって圧迫に感じない人もいる」ということです。そして、圧迫に感じないのは「そのことについて知っているから」です。

あなたが好きなアイドルを説明してと聞かれると(面接ではこんな質問ないと思いますが)、それを知らない人にとっては圧迫の質問に感じるのです。

ですので、対策としては
・自分が志望理由書で書いた内容
・学部に関係する知識
などは知っておきましょう!そうすれば、圧迫に感じません。

まとめ 面接はマニュアルではなく、自分の言葉で語れるように練習しよう!

以上、総合型選抜・AO入試、推薦入試の面接対策についてでした!

ただ回答例などを参考にするのではなく、自分の言葉で大学や将来への熱意を語れるようにしましょう!それが合格への近道です!


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