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梅干しの休日



大人になるにつれ休みの日が短く感じる。

長い連勤を終えて5連休が始まったかと思えばもう明日で終わりだ。
原稿もやばい。けどイベント楽しみすぎて体感的になかなか6月が近付いてくれないのはとても良い事だと思う。


連休初日は2年ぶりに顔の美容施術に行ってきた。

今回は病院も施術も変えてみた。
前回はダーマペン4を1mm〜2mmで4回やったが、
2mmの痛みをもう一度受ける気にならず行かなかった。

今回は「ベルベットスキン」というものを受けてきた。

結論から言うと、色々やった中で2番目に痛かった。
※1番目は唇のシミを電気メスで切ってもらったこと

それもそのはずベルベットスキンとは
ダーマペンで顔を血まみれにした後、ケミカルピーリングという皮膚を剥がす薬剤を塗りこむのだ。
まさに傷口にカラシ…!!


看護師さんが「この施術、痛すぎて途中で辞めちゃう人が多いので限界がきたらすぐに言ってくださいね。」
と麻酔クリームを塗りながら言う。



「普通はベルベットだと0.2mmで刺すんですけど1.75で行きますね!」


(深くね???)
(やはりそこまで刺さないと治らない肌やんな…)
と凹みつつも
ふふ、全顔2mmを耐え抜いた私を甘く見るな。
涼しい顔をしてビビらせてやる…
と意気込む。

麻酔中、余裕の自撮り



さて、まずはダーマペンからだ。

骨が出てるところは特に痛いので額が苦手。
あとほんまに機械の音がうるさいし怖すぎる。
顔をチェーンソーで切られている気分である。

脳にも振動が来て、今無数の針がおでこに刺さっている…ッ!と思うと気持ち悪くなってきた。

吐き気に耐えながら
(これはココくんの拷問だ…!ありがてぇありがてぇ…)
と必死に意識をそらすも、
ココくんの周りのラットくせぇモブがどんどん綺麗になっていくのを想像したら嫉妬でムカついてきたので私も綺麗なモブ隊員になってやると褌を締め直す。

「はい、ダーマペンは終わりました〜」


何とか耐えた…!!
でもまぁ知ってる痛みだったな。。。


「ここからが本当に痛いので!」


マジ??????

いや確かに、、
ケミカルピーリングは何度もしたことがあるので痛さは知っているけど
このジンジンしている血まみれの顔に塗ると思うと冷や汗が流れる。

「じゃ、塗ってきマース」

一旦休憩を挟ませて欲しかったが、
お昼前だったので早く休憩に行きたいんだろうと思い、急いで覚悟を決めた。

冷たい液体が頬に塗られた瞬間…


「ウワアアアア!!!そういうことか​───────!!!」


拷問中に閃いた江戸川コナンのような言葉が反射で出た。

看護師さんもびっくりである。

「とっ取りましょうか!?!?」

と言ってくれるが、痛みより綺麗になりたいという気持ちが強く、
そして何よりも高いお金を払っているので歯を食いしばる。
痛すぎて声に出せないので指でOKサインをした。

「ど、どういうこと!?」

看護師さんも困惑だった。

「大丈夫です…大丈夫です…」
か細い声でそのままで良いと伝える。
(まだ慌てるような時間じゃないのポーズ)

どんな痛さかというと顔面が焼肉きんぐである。
なんか熱いを通り超えた何かだった。
地獄でこんなことされたら嫌だな。

しかし1分もすると痛みに慣れるのか会話できるくらいには落ち着いた。
5分ほど経って優しく拭き取られる。

顔が涼しい…!!!!!!!


「顔、見てみます…?」と言われ手鏡を見れば
スターウォーズのアイツがいた。
名前知らんけど。
あの顔のあけーやつ。多分敵。


起き上がるとおしりが汗でベッチャベチャになっていた。
尿ではありません。汗です。


会計のお姉さんも奇異な眼差しを向けるレベルなのでここまで赤くなる人はこの病院ではそんなに居ないようだ。

フルフェイスの日除け帽子をかぶって帰り、
家に着くなりでかい鏡で見たら赤いけども肌が良くなっている…ー!!!!!!
腫れているだけかもだけどクレーターがふっくらしている…!!
これは期待できる。


そして今現在DT3日目だけど皮がむけてきてとても良い感じです。

赤みが引いた時クレーターと毛穴がどんな感じになっているかまたレポしたい気持ち。










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