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いくら幸せにならないふたりが好きだからって連載を待つの苦しすぎる〜変ストを読んだ〜

こんにちは。

『変態ストーカーに狙われています』、通称変スト。
闇BLが大好きな私に久しぶりにぶっ刺さっている漫画です。

コミコで毎週火曜日に更新されているこちらの漫画ですが、webtoon形式で、縦に長〜い画像で1話が構成されています。
この形式、書くのが大変そうだな、とは思うのですが、pixivで縦長漫画を読みなれているせいか、読者的にはすごく読みやすく、サラサラ読めてしまうなと思います。

さて、こちらの漫画ですが、冒頭にも書いた通り、

闇BLがすきな私にぶっ刺さりまくっています。

ふたりの関係が依存だったり、独占欲・支配欲などで埋め尽くされて、どうしようもない状態になり、別れるしかない、とか、そういう展開になって「これハッピーエンド?バッドエンド?」となる漫画を私は闇BLと呼んでいるのですが、まさしく私のだいすきな……大好きな闇BLだったので、1/10先読み公開分の101話までを読んだ感想含め、いろいろ書いていきたいと思います。

※記事の性質上、ネタバレを含みますのでご注意ください※

そもそも、現在までの展開・あらすじですが、

  • 竜胆(受)が職場で声をかけられデートに向かうが、その女の子がずっと自分をストーカーをしてきた男の子である天音(攻)で、ホテルに連れ込まれてレイプされる

  • その後竜胆と天音は、一度ストーカー・無理やりことに及んだことを水に流し、友達になろうと交友を深めていく

  • バイト先の店長の友人の彫り師に過度に気に入られて誘拐されて合意がないままタトゥーを入れられそうになったところを天音に助けられる

という激ヤバなところから始まります。
竜胆、どうして……?
その後

  • なんやかんやあって竜胆と天音は付き合い始める

  • 基本的に天音は竜胆のことが大好きすぎるので、全ての危険などから竜胆を守りたいが、竜胆の交友関係は大切にしたいので距離感が難しいと悩む

  • 最初は天音→竜胆の想いが強かったふたりが、どんどんお互いを大好きになり、大切にしたいという思いでうごくようになっていく

という感じで進んでいきます。
最初から、天音は「家庭環境が悪く、精神病などを患っていて、自分は幸せになれないと思っている」キャラで、竜胆をレイプしたのも「どうやって友達になったらいいか分からないから、一度でいいから竜胆に近づきたい」という激ヤバ思考からでした。

竜胆は、昔から友人に恵まれ、そして同棲愛とか重い独占欲とか、そういうところに偏見をもたないような優しくまっすぐな性格の男の子で、そのせいで元彼女達はけっこうくせ者、ということも示唆されたり、物語にでてきたりします。
天音に対しては、友達としても、恋人としても、大切にされることを幸せと思ってほしい、という気持ちでずっとそばにいます。

始まりはヤバい人引き付け体質の竜胆と、ヤバい人サドンデスを勝ち抜いた天音が、天音の過去の暗い思い出や竜胆の葛藤などを乗り越えて暗い雰囲気ながらも愛をふかめ、依存を深め……という展開だったのですが、93話で竜胆に想いを寄せる職場の女の子が竜胆にキスをしているところをみてから話が永遠に暗い。
天音がものすごいいきおいでダークサイドに転がり落ち、誰もが悪くなくて、誰もが悪いので救いがない、みたいな展開になっていきます。

これが最高に切ない……そして苦しい……
101話では絶対に離れないぞって思っていたはずの天音が「自分といない方が竜胆は幸せになれる」と思い込んで別れを告げるし、竜胆は竜胆で天音のジャケットがかかってるのをみて首を吊ってるんじゃないかと勘違いして暴走するし……
お互いがお互いじゃないと、と思っているのにすれ違い続けてて、もう心臓が潰れそうなくらい痛い……

顔がいい男の子ふたりが、どんどん愛を深める様が可愛くていとしてくて(R-18部分はかなりゴリゴリでどエロくてドキドキするのですが)最高で、そんなふたりが苦しんでるのをみるのも最高で……
闇のオタクなので推しが苦しい思いをしているのを見るのが大好きなのです……

このまますれ違ってさよならになっても、どうにか乗り越えてハッピーエンドになっても、本当にふたりが幸せになる道を納得してみつけてくれ……と思ってしまいます。

正直、漫画やアニメが完結していない状態で待つのがすごく苦手なのですが、これに関しては本当に手をつけたことを後悔しています。
完結してから手を出したかった。。。

今後どうなろうとも、私は竜胆と天音、ふたりの幸せを祈ります。

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