最近読んだ本
最近読んだ本をつらつらと書いていきます。amazonだとなぜか書影が出ないものはhontoのリンクにしてます。
BUILD: 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック
iPodやiPhoneをはじめとして色々な製品を開発したエンジニアの著者が、会社の各フェーズで自身の体験をもとに「こうしたらいいんじゃない?」って教えてくれる本。出てくるエピソードが強すぎてそのまま参考にするのは難しいけど経営の哲学みたいなのは読んでいて楽しい。
起業からエグジットまで大体全部載っているのも凄い。
お伽草紙
月ノ美兎が動画で言及してたので気になって読んでみた。浦島太郎や舌切り雀、かちかち山などの昔話がアレンジされている。内容もいかにも太宰治って感じの人間くさいアレンジのされ方をしているんだけど、そもそもが戦時中に防空壕で娘に聞かせた話という体なのでなんかもうすごい。
太宰治って現代に生まれたらラノベ作家だよねみたいなことは一時期言われてたけど実際はブロガーなんじゃないかなって思う。
獄門撫子此処ニ在リ: 修羅の巷で宴する (3)
最近のイチオシラノベこと獄門撫子シリーズ。京都・妖怪・百合と3拍子揃っているというのはあるんだけど、一番よく読んでた2000年~2010年ごろのラノベの香りを感じる。余談だけど最近百合ラノベ増えてませんか。
3巻は特にFateで履修した鬼がいっぱい出てくるのがいいっすね。読めば読むほど獄門一族ヤバいなってなるけど。挿絵もそこ挿絵にするの!?ってなって面白い
レーエンデ国物語
本の装丁がお気に入りなファンタジーもの。ファンタジーとは言うけれど、剣と魔法の世界ではあまりなくて、架空の国の戦記物みたいな印象。今読んでるのは2巻。物理的にも内容的にも結構重い。
オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~1
あまり知らなかったのだけどとあるニュースによるとめちゃくちゃ売れてるらしい。まだ読んでる途中ではあるけれど物凄いしっかりしたミリタリーもの。ファンタジー世界の中でしっかりと地盤固めをしながら話が進むので安心して読める。オークの設定とか良く考えられててすき。
以上5冊でした。