VR日記番外編その2-7 -残りの作業と公開へ

制作開始から一か月弱。艱難辛苦を乗り越えついに完成しました。

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目次

①スタートスイッチの作成

②文字の設置

③爆弾の設置

④完成と反省

⑤使用したアセット一覧

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①スタートスイッチの作成

ゲーム開始時に

スタート地点にいる壁の詳細。壁を使用することで(凄い日本語だが)、始動用のキューブが転送される。自然落下した先に、それぞれのステージの始動ギミックがあり、キューブとギミックが触れることで動き始める。と同時に進むために障害となっていたこの壁が消える。

画像4

イメージとしてはこんな感じ。最初はキューブを空中に設置し、自動的に②からスタートするようにしていたが、cluster上でうまく動かなかったため明示的に始動させることにした。

こちらが壁の内容。

画像1

始動ギミックの内容は以下。Stage1では3×2体のドラゴンがいるためトリガーも6つになっている。ほかも同様。

スタートキー

②文字の設置

Unityでお手軽に文字を設置する方法は2つある。UIのテキストか、TextMeshProだ。今回は壁に文字を設置したいのでUIではないな…と思ったためTextMeshProを使用してみた。

しかし壁一枚隔ててみるとこんな感じに。

見えるやんけ

透けとる…

ググったところ普通にやると透けるものらしい。一応透けないようにする手段はあるようだが、スクリプトを書く必要がありそうだったので、実装不可と判断。今回はUIのTextを使用した。

そしてTextの使い方でちょうどいいお手本がclusterのサンプルシーン「GimmikSample」にあったので、コピp…いや、拝借した。

あとはそれを伸ばしたり中のテキストを変更したりして完成。

③爆弾の設置

今回のゲームには爆弾が出てくる。といっても置いてあるだけだが。球体に火のパーティクルがついているだけの簡素なものだ。参考にしたのはこちら。実は爆弾は以前に別のプロジェクトで作っていたので、作成は一瞬だった。今回は爆発させられなくて残念だ。

一応火の中身を張っておく。

画像5


④完成と反省

これですべてのものを作り終わったので完成。URLはこちら。良かったら遊んでみてください。

技量が及ばないことも多々あったためあまり凝った事はできなかったが、楽しい制作だった。参加してよかったと思う。

以下、反省点をつらつらと書いていこうと思う。

公式ドキュメントを読まなさすぎた。スクリプトが使えないと分かっていたらもう少し違ったものが出来ていたかもしれないし、工数が削減できたかもしれない。(その反面、スクリプトでできたことを無理やり実装するため知恵を振り絞ったという可能性もある。)

一人でしか試していないため、複数人が入ってきたときにどうなるか全く未知数。個人製作のためある程度はしょうがないが、まともに動くのかがとても不安。

公開後、他の方を見ていると多人数で遊ぶことができるものが多かった。多人数が集まる前提があるため、そういったゲームが好まれるのは必然だと思う。ゲームのコンセプトを考えるときに「多人数」という点が欠けており、考えが浅かった。PvP要素やレイドバトルは何度が高いとしても、みんなで盛り上がる要素をもう少し入れられたらと思う。

また、clusterとunityで微妙に動きが異なるため、細かいパラメータ調整が苦手だという事も分かった。歩行スピードとか。たまに動かないギミックとか。そのため、ある程度ギミックや動きができたらアップロードはしておいた方がよいというのも分かった(もちろんバックアップも)。作り直しになった時は割と落ち込んだ。コンテストというモチベがなければこのゲームの制作をやめていた気がする。

しかし、こうして文章に起こしておくことで、記事を見ながら再作成ができたので何かしらの形で残しておく事は重要だと感じた。今回のゲームコンテストで解説キャンペーンがあったのは非常に良かったと思う。

⑤使用したアセット一覧

壁や門、宝箱に使用

モンスターに使用

お宝(金塊)に使用

以上、ありがとうございました。

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