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Niantic Lighiship ARDK v2.5で登場した『Scanning Framework』を触ってみる

Niantic Lightship ARDKのバージョンが2.5になり、『Scanning Framework』が登場しました。(おそらく)同社が出しているスキャンアプリ『Scaniverse』の技術をARDKに移植したもので、簡単に実物体の3Dスキャンや複製が可能となります。

セットアップ

ここは変わりません。この辺を参考にしてください。

ビルドしよう…と思ったらなんかエラーが出た。

UnityPlayerActivity.javaは非推奨のAPIを使用またはオーバーライドしています。
注意:詳細は、-Xlint:deprecationオプションを指定して再コンパイルしてください。

AndroidManifest.xmlを触るのを忘れていました。

これで…と思ったらGradleエラーも出た。
こちらに従って最新バージョンをダウンロード、パスとして指定したら行けました。

サンプル

エリアスキャン

サンプルを使ってみます。
Scanningをそのままビルドすると、こんな感じに。

LiDARがなくカメラだけでやっているので(?)、小物の高さはあまり反映されていませんね。一方向からしかやっていないからというのもあるかも。

小物のスキャン

動画だと、小物をスキャンしてたなとおもい調べてみると、推奨設定がありました。対象によって使い分けをするようです。

ちなみに、Androidではよりゆっくりスキャンした方がいいそう。LiDARがないからだと思います。

Unityでの設定箇所はここになります。変更してビルドしてみます。

こんな感じになりました。

個人的にはスキャン方法はColorsよりNomalsの方が良いと思いました。環境とか対象によると思いますが。

この後設定を見直して、Max Scan Distanceを変更し忘れたのに気づき、5から2にして再度やってみたらこんな感じに。超綺麗ですごい。

この動画みたいにスキャンしたファイルは保存ができるんですが、中身を見てみるとこんな感じでした。これをfbxやglbなどの3Dモデルの形式に変換できるのだろうか…誰かいい方法を知っていたら教えてください。

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