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【ヒプノシスマイク②】ヒプアニ放送で明らかになった古参の知らないヒプノシスマイク

おはようからおやすみまで、「これは推せる? 推せない?」と思考回路の軸が推し問答になりつつある限界オタク・テラハセ。どメジャーとどニッチを行き来しつつ、ちょうどいい温度の沼を推せるようになってきたような気がする今日このごろ。

『吸血鬼すぐ死ぬ』とか永遠につかってられるやつじゃん。39℃の沼!!

行間からあふれでるハセガワくんの母性に当てられて、私も俄然ドラドラちゃんを愛でたい〜〜〜。変身を失敗した気持ち悪い姿ですら癒やし。1日2冊ずつくらいのペースで、じっくりことこと丁寧につかりたい沼。
アニメ化を全面に押し出しておきながら、「アニメ化する」以上の情報をマジで一切出さないところすら、愛おしく思えるんだからおポンチってすごい。

そして今回、私にも愛すべきおポンチ作品を推させてください。

2週間前に始まったばかりのヒプノシスマイクのアニメ、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima」。放送開始するや否や、「ヒプアニ」の略称とともにTwitterにスクショががんがん投下され、「爆笑した」「3年間追いかけてるけど、何が起きているか全くわからない」「綺麗なボーボボ」などなど、制作陣が「こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの」とうずくまりたくなるようなリアクションがあふれた超話題作。
コンテンツが始まってから3年。満を持して始まったヒプアニには、私たちの知らないヒプノシスマイクが描かれていたのです。

私の知らないヒプノシスマイク①マイク使用時、物理的に爆発が起きていた

これはドラマCD時代から気になっていたこと。ヒプノシスマイクを使ってラップをした後、「チュドーーーーン!!!!」と謎の爆発音がしていたんです。ラップで……爆発……? でも、ヒプノシスマイクは人間の精神に干渉するものだし……ダメージを表現するためのイメージ音……? などと解釈していましたが……

マジで爆発してた。

しかもすごい威力。

シンジュクに至っては、謎の光る電車が走ってきて、

都庁らしき建物を囲み、

そこに雷が発生して、

爆発する。私は一体何を言っているんだ。よくわからないけど、爆発をバックに背負ったカットが一番様になっている。さすがは最年長チーム。

そもそもヒプノシスマイクって、暴力を撲滅するために開発された精神干渉系の武器のはずなのに、爆発という物理で思いっきり殴っている。いいのだろうか。爆発も心象風景かと思ったけど、爆風で身体を吹っ飛ばされたりもしてるし、物理なんだと思う。
……いや、よそう。多分、答えは特に用意されていない気がする。

私の知らないヒプノシスマイク②ヒプノシスマイクは銃火器並の凶器

このシーン、残念ながらギャグじゃないんですよね。

これも。

これも。拳銃のようにヒプノシスマイクを女性につきつけ、ダイナマイトのごとく腹にヒプノシスマイクを巻きつけた銀行強盗氏。ヒプノシスマイクって一体何なんだよ、もう……。

ちなみにこちらのシーン、演出の方の天然ボケだったようです。

でも、爆笑された演出がそのまま通るということは、制作サイドはギャグアニメのつもりで作っているのかもしれない。

私の知らないヒプノシスマイク③神宮寺寂雷氏のみ、まどマギの世界線にいる

魔法少女の変身バンクではありません。麻天狼代表で世界的に有名な医師、そして昔は殺し屋をやっていた設定過積載女医おじさん・神宮寺寂雷のマイク起動シーンです。

ここだけ劇団イヌカレーかと思った。

触手プレイシーンもあります。入院中の仲間を助けに来たテロリスト氏(画像左)もさぞびっくりしたことだろう。

テロリストが人質をとっているのに、警察官が2人しかいないというシュールなカット。警察も拳銃の代わりにヒプノシスマイクを装備しているのだろうか。警察学校でラップ訓練があるんだろうか。そもそもラップで戦うという設定ってなんなんだろう。なんでオタクたちみんな素直に受け入れてるんだろう……。

私の知らないヒプノシスマイク④山田一郎はブクロのディズニーランドプリンセス

まだ2話までしか放送されていませんが、私が一番笑ったのがこのシーン。

先週登場した悪役に取り囲まれた二郎と三郎を助けるため、東口から西口へと移動する一郎。その間になぜか「俺は一郎」を歌い、ちょっとしたパフォーマンスも披露するのだ。どういう状況だ。

そして、この「バッチグー」みたいなハンドサイン。これもドラマCD勢が知らなかったヒプマイ世界である。一郎はイケブクロのアイドルやったんか…。

歌って歩けば通行人が皆ハンドサインを掲げる。見ている限りハンドサイン率は100%。ディズニープリンセスも真っ青の世界観だ。

オーディエンスがいなくても、パフォーマンスの手を抜かない。

分かったから早く二郎と三郎のところに行ってあげて! っていうか、この間ずっと待たされている悪役たちの心境も考えてやれな???

おまけ:ただ紹介したいだけの小ネタ

たったの2話で味わい深いシーンを量産してくれた、今期最大の珍作「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima」。恐るべきことに、まだあるんです。好プレー珍プレーが……。

体がすごくでかいハムちゃんを背景に、雪像の拙僧を思い出させる危うい作画でラップする左馬刻様。

雪像の拙僧。全部雪のせいだ。

令和まで生き残っていた90年代っぽい青ざめ表現。いいぞいいぞ〜、久しぶりに見たぞ〜懐かしいぞ〜。

見るたび笑顔になれるバスブロの蹴っ飛ばしカット。二郎はサッカーやってるだけあって一番足が上がってる。

OPの独歩。どんな表情だよ! ニコニコで「血尿ニキ」って呼ばれてたり、マイクがガラケー型だから「1人だけお金なくてマイク持ってないの?」と言われたりしてて、最高に幸薄でかわいい。推せる。

カフェで姿勢正しくリリックを書く一郎。ラッパーの人たちって破天荒そうに見えるけど、影で地道な努力をしてるんだなとほっこりした。これから全てのラッパーのリリックしたため姿を想像していこうと思う。

いやー、2話だけでこの取れ高。これから毎週金曜が楽しみで仕方ない。ストーリーがどれだけシリアスになっても、この頭のおかしさ忘れないで……。

そしてあわよくば全話を2時間くらいに再編集した劇場版を作って応援上演してくれないかな。

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