StoryMaps ワークショップ
GIS(地理情報システム)は、地理データをキャプチャ、保存、分析、管理するために使用されるコンピュータベースの技術です。人文科学では、GISを使用して、歴史的な出来事の場所、人口の移動パターン、文化的な遺物の分布など、様々な種類の文化、社会、歴史的なデータをマップ化、分析することができます。
という事で、今日は地理情報とその地点にある様々な情報をオンライン地図を一緒に表記できるArcGIS StoryMapというサイトについてのワークショップに参加しました。大学の主催です。
GISの使用例としては、
第一次世界大戦で、ランカスター市街地で負傷した兵士の情報。個別に文字で残された負傷した場所の地理情報を地図に入力すると、どの地域で負傷が大きかったかを視覚的、地理的に理解する事が可能になります。(広島、長崎の原爆の爆心地からの距離と被爆者の数を地図で示したものを想像していただくとわかりやすいと思います。)テレビなどで良く見る地図上の点と数字の情報の上に、個別の人の情報を重ねるという事がStoryMapでは可能になります。A地点で負傷したBさんは、どういう経緯で戦争に参加して、移動して、負傷したのか?
アプリ(web上で操作)の中には、白地図が内蔵されているので、アカウントを作って、すぐに使う事ができます。データベースのように大量に情報をストックするというよりは、その場所にまつわる物語を作者の目線で読者が読む、つまりインタラクティブ地図ブログみたいな感じでしょうか。
具体的にすぐこう使おうというアイデアはなかったのですが、
地理学の先生がワークショップを開いていて、こうした自分の範囲以外のことを知れるのが、総合大学の良いところですね。
Top画像は、お試しで作ってみた日本の劇場地図
検索しても、navitaimeという地図の会社が持ってるデータを引っかかるように
再構築して出しているサービスだけで、業界が作ってる地図って存在しないのですね。navitaimeのは、寄席、私営、公営全部一緒に載っているし、掲載されているとことないとこ、ばらばらでした。
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