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絵のある自伝

絵や音楽をことばの説明を仲立ちにして見たり聞いたりしようとするのは、ことばに頼りすぎた者の悪い癖である


文字がなくても絵本になるというきっかけから「旅の絵本」を出版した
しかし、この本ができたとき「何が言いたいのか。文字がないからわからないと言われた」


文字は説明的な意味を持っているが、絵は説明ではない
詩も違う気がする
ことばで書くほかないが、そのことばの説明的な意味から逃れようとしているように見える


展覧会の絵でも見る場合は、その題名を先にみて、意図を読み取ろうとする人がある
題名を変えても、絵の価値が変わるということはないのに

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