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だいぶいい大人が「超特急」に沼った記録②

記録①はこちら

1.みなしょーポプスト&なんばマルイ

私自身はコロナから回復したものの、物語の中のシンはまだ湊さんを思い出せず、ファンが苦しみぬいていた9月半ば。
大阪でもみなしょーポップアップストアが開催されていたのは当然チェック済みだったので、少しでも癒されるため、コロナ後遺症でとてもだるい中ようやく訪ねることに。
そこで存分にシンみなを浴びて、ドラマ第10話とコロナで弱った心身にエネルギーがチャージされました。
その結果、なんばのマルイで超特急のなんかやってるらしいし、そっちもがんばって行ってみるか…と。
知識は増えたものの、その時にはまだ超特急のファンを自認していなかったので、本当に「ついで」の気持ちでした。

この時の自分は、この沼の危険性を察知して、その淵に踏みとどまっていた状態。
海外のニッチな沼でマイペースに推しを推していた自分でも、日本のアイドルを推すということの過酷さは知っていました。
推しが外国人だと、物理的な距離や文化の違いなどで、色んなあきらめがつく。
でも日本人だと、会えるけど会えない、買えるけど買えない、喋れるけど喋れない…というジレンマに苦しむことが目に見えている…

そんな気持ちを抱えつつ訪れたマルイの7階特設コーナー。
9月生まれのマサヒロくん・タカシくん・カイくんのバースデー装飾と、等身大パネルが飾られた空間。
華やかで、ファンのメッセージがたくさん書かれていて、どうしたって気持ちが上がってしまいます。
「4号車」のプレートを持って、湊さんの中の人(まだそういう認識)のパネルと写真を撮ってみたりして…
ニッチな海外ドラマオタクには、「行ける現場がある」ということがどれだけありがたかったことか。

この日より少し前に、超特急は「お試し超特急」というフリーライブを開催するというお知らせをしていて、ふーん…と流していたんですが、マルイに行ったことでちょっと行ってみようかな、となってしまって、優先エリアの申し込みをしました。

2.寝ても覚めても超特急

それから、みなしょー2の最終回前後の盛り上がりも手伝って、みなしょーと中の人と超特急への関心も高まり、動画やインタビューをさらに見漁る日々に。
(みなしょー2最終回の翌日に、すかさずタクヤセンターの新曲「Lesson II」の配信をぶっ込んでくるとか…やるな~と思うなど)
海外オタク友達に、「堕ちちゃダメと思う時点でもう堕ちてる」と言われたのもこの頃。

こうなった時の教材の豊富さには、度肝を抜かれました。
MVやBTS(某グループ名ではなく撮影の裏側のこと)だけでなく、YouTubeらしい面白いことをやってる過去動画がなんぼでもあるし、メンバーのインスタも整備されてちゃんと回ってるし、私はSpotifyのヘビーユーザーなのですが、最も驚いたのは、メンバーのお気に入り曲のプレイリストが公式リリースされていたこと!
超特急、ほんとにどんだけ手厚いんですか…?
ちなみに、私は過去に某J事務所のグループを推していたんですが、当時はネット不使用の事務所だったため、情報元と言えば雑誌とテレビと2ちゃんねるでw
時代の変化もあるとは言え、当時に比べたらなんとありがたい推し活をさせていただけるのか…と、早くも超特急大切モードに入りました。

そんな中で、超特急がツアーをやることを知り、まだチケットを買えることが分かりました。
今受け付けているのは注釈席か立見席のみ。
これで、「もしかしてファイナルチャンス!?」と思わされ、当たったら行ってみようかな…申し込まないことには当たらないし。とエントリーしたのが9月24日。
オフィシャル先行という経路だったようですが、非8に門戸を開いた最初の段階だったようで、今思えばまさに神タイミングでした。

それから10月4日の深夜のこと。ヨーロッパサッカー好きの私は、WOWOWで推しチームの試合を観るため、午前4時にアラームをセットします。でも、ある夢を見て、午前3時には目が覚めてしまいました。
その夢は、翌日の10月5日に当落発表がある「お試し超特急」の優先エリアに当選するという、超具体的な内容。そんなに気になるのか、私。
そしてサッカーが始まるのですが、内容がつまらないのと、1時間早く起きてしまったこともあり、後半に寝落ちしてしまいました。
7時半ごろ目が覚めると、テレビがつけっぱなし。そしてそのテレビには超特急が映っていました(「新世界」ツアーの再放送だったらしい)。
なにこの偶然。文字通り寝ても覚めても超特急。
これはもうお試し当たるしかないじゃん・・・

そして、当たった。本当に。正夢。お試し超特急大阪の優先エリア。
これに小躍りしてしまうくらいには、もうファンになっていました。

さらにその2日後、お試しの前日には、アリーナツアーの注釈付き席もご当選とのメールが。当たったら…とか思ってたのに、クレジットカード決済もうされてて行くしかないし。例えまだでも行くしかないし!

3.お試し超特急

というビギナーズラック2連勝の流れで、もうお試ししなくてもすっかりファンになってしまっていた私でしたが、ららぽーと堺へ高校生の息子とともに向かいました。
まだ超特急がらみの友達はおらず、息子に訊いたら行きたいというので、親子で参加することに。
優先エリアとは言えども、整理番号は最後尾に近かったので、それほど期待はしていなかったのですが、後ろにどんどん人が入り、最終的にはおそらくステージまで15mくらいの位置に落ち着いたかと思います。(贅沢すぎる)

いよいよ始まる・・・

マサヒロくんを先頭に登場した超特急。本物の超特急。
かっこいいぃいぃぃぃ・・・!

うわーーーーータクヤ!タクヤ!
顔ちっちゃ!!具でか!!!可愛いーーーーー!!!

私の中でももうすっかり湊さんではなく「超特急のタクヤ」になったその人が、「Lesson II」を美しく妖艶に踊っています。
次の曲は知らない曲だけど、Only you~で指くるくるされたらもうオタク死ぬやつじゃん…と思ったし、続く「Call My Name」は、知ってる!のれる!あのダンス生で見られて最高!!…と自分も沸いてきました。
ほかのメンバーももちろんしっかり覚えてきてるし、それぞれのダンスや歌を堪能し、「こんなところで(失礼)無料で見せていいの??」と・・・

しかし、ここで起承転結の転の部分がやってきます。
後で調べたところ、それは「超えてアバンチュール」と「バッタマン」という曲でした。
かなり動画を見漁っていたものの、好きな曲ばかりひたすらリピしがちなので、「MORA MORA」や「Lesson II」「Guilty」の再生回数を重ねる一方で、全く知らない曲もまだ多々ありました(今もそう)。

周りのペンライトを持った人たちが踊り出し、何か分からないけどハルくん叫んでるし、ファンも踊るというより暴れると言った方がいいようなトランス状態に…
最初、知らない曲だけどノリノリで楽しいなーと思ったけれど、途中から清々しいほど完全に置いていかれ、のることすら出来ないポカーン状態に。
色々なライブに参戦してきて、まったく初めての体験でした。

でもこの後の超特急はまさにライブ巧者で。
最後の曲「Burn!」が紹介され、サビに入るあたりで確かカイくんが「一緒にバッテン作りましょう!」とリード。
これまた知らない曲だったけれど、親しみやすいメロディ・ペンライト要らず・動きが簡単、と一見さんに優しくかつのれる曲で締めてくれて、さっきまでのポカーンタイムを相殺するほどの高揚感と満足感で終わりました。

ところで息子は、小中学校の運動会で「Fanfare」が流れてたとか、観ていたドラマの主題歌が「My Buddy」だったとかで、私より先に超特急に接していたことが分かりました。
お試しで洗礼を受けた彼は、まんまとアリーナにも行きたい!となり、母とは別でチケットを取って大阪城ホールで同日初乗車を果たします。
2回ぐらい落選してあきらめていたところ、立見席が復活しているのをユーキ推しのRちゃんが気付いて教えてくれ、ギリギリ取ることができたチケットでした。
春のツアーでRちゃんが神席に着けますように。

続く。

記録① 海外BL沼~「超特急」との出会い
記録③ 初めてのペンライト~初乗車


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