「スタイルシフティング」「スピーチレベルシフト」「アコモデーション理論」・・・ 何が決定的に違う?

ご質問

先生、教えてください。
「スタイルシフティング」、「スピーチレベルシフト」、
「アコモデーション理論」はとても近似した言葉で
何が決定的に違うのかよく分かりません。


「スタイルシフティング」
初めて会った人なので、最初は丁寧語で話していたが
同年齢であることがわか り、砕けた表現に変化すること。


「スピーチレベルシフト」
敬語の使用、不使用。文末文体の丁寧体、普通体の使い分け。
あるいは美化語の使用、不使用。
対話相手や場面、話題などによって表現スタイルを変えることを言う。


「アコモデーション理論」
話す相手によって自分の話し方やスタイルが変わることを
説明する理論。
話者は聞き手との関係をどう認知するかによって
聞き手の言語使用スタイルに近づけたり、逆に遠ざけたり
するとされる。


こちらで↑であっていますよね?

アコモデーション理論だけは、そういう理論だということは
分かりますが、具体的な場面を考えると3つとも
どれも、話し方のスタイルが変わることであることは共通していると思います。


決定的な違いを教えてください。

よろしくお願いします。


ご返事

「スタイルシフティング」、「スピーチレベルシフト」、
「アコモデーション理論」はとても近似した言葉で
何が決定的に違うのかよく分かりません。

「スタイルシフティング」については

小池生夫編 『応用言語学辞典』研究社

で下記のように述べられています。

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