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『第7回 素直な心とは?』

皆さん、こんにちは!『教えて!大仏さま』 YouTube の番組、ナビゲーターの森をツナグ 川村知子です。第7回のテーマは『素直な心とは?』です。

まず本題に入る前に、大仏さまからお話がありました。

大仏さま:話をする前に、友人の会社にですね、この格好で訪問しに行ったんですよ。

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知子:『えっっ?』『えっっ?』『えーーー!!!!!その格好でですか?普通の会社ですよね??

大仏さま:エレベーターの下でピンポンした時は、大仏を被ってなかったんです。それでエレベーターで登って行って、会社の前でピンポーンって押してガチャッと開けたらこういう姿なんです。。。みんな『きゃーー!!!』といって喜んでいました。意外にウケてたんです!それでチャンネル登録を3-4人の方にしてもらいました。

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大仏さま、すごすぎる。

みんなを驚かそうと思って被ったという大仏さま。まぢ、すごすぎます!!!しかもその大仏さまのお顔でチャンネル登録を迫ったとは!!!

さすがすぎます!!!大仏さま!!!

と本題の前にひとしきり盛り上がったわたしたちww 

さて、本題へ。

知子:早速ですが『素直な心とは?』ということで、仏教的にはどのように素直な心を捉えていますか?

大仏さま:『素直な心』って、松下幸之助さん(パナソニック創業者)の本に書かれてあるんですよね。その内容が『素直な心とは、寛容にして、広く人の教えを受ける心。素直な心は、あなたを強く正しく聡明にします』と説かれてあるんですよね。

知子:なんと!『強く正しく聡明に』って素晴らしいじゃないですか!

大仏さま:素直な心それを聞くだけでそうなれるんだったら、ちょっと素直な心になりたいなーって思いませんか?

知子:すごい思いました!!!ちょっと裏の事情を言いますと、今日のなぜ『素直な心』というテーマになったかっていうことを。。私が頑固!!やけんね。。

私だけじゃなくて、頑固な方、いらっしゃいますよね??頭では素直になりたいって思っていても、なかなか人の意見を素直に受け入れられなかったりしますよね。

大仏さま:今日はそんな方にぴったりなお題目かなと思いまして。法華経の中に、素直を表現するのに『質直意柔軟(しちじきいにゅうなん)』という言葉があるんですよ。仏教で意』は『心』という意味なので、『質直意柔軟(しちじきいにゅうなん)』とは、素直な心とは、柔軟な心であるとなります。

『質直意柔軟(しちじきいにゅうなん)』

=素直な心とは、柔軟な心である

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大仏さま:自分の我をはらずに、柔軟に物事を見てみませんか?ということなんです。

知子:私も素直になろうと思ってるんですよ。だんだんできてきていると思うんですけど、どっかで『対抗しよう!』とか『負けない!』とか思ってしまうんですよ。そう思うと、対抗意識が燃えちゃって、いきなり素直じゃなくなるんですよ。そういう方って結構いらっしゃるんじゃないかな?と思うんですが、どうしたらよいですか?

大仏さま:もともと私たち一人一人、素直な心を備えて生まれてきてるんですよ。だから、赤ちゃんは素直でしょ?たまに我をはった赤ちゃんがいるかもしれませんが(笑)、やっぱり素直で可愛らしいから愛されるわけです。自分がみんなから『認められたい』とか『愛されたい』って思ったらね、やっぱりそこを目指すと言うか、『素直な心』に立ち返ると言うかね、そうするとうまくいくんじゃないかなあと思いますね。

知子:そっか。だから逆に『愛されたい!!』とか『認めてーー!!』とかそういう風に出すと、素直じゃなくて、我が張っちゃうからそういう風に思われない。でも、素直になんか『にゃんにゃん』ww と、素直に柔軟にいれば、逆に愛されるし、『強く正しく聡明に』いられるってことですね

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大仏さま:一番最初に言いましたけど、要するに『寛容にして広く人の教えを受ける心』っていうのは『素直にあなたの言うことをちゃんと聞きますよ』ということなんです。何でも学びだとしたら『教えを教えてください』って『知っとるけん!!あんたから言われんでも知っとっる!!』言ったら可愛げがないでしょ。でも、『なんかも知りませんから。教えてもらえますか?』って言ったら、『なんかそんなやったら教えてあげよ』って向こうも思うわけですよね。

知子:ほんとですね。。。ちょっとこのところいろんなの頑固な気持ちが出てきてましたけど、素直になった方がお互い気持ちがいいですね。それによって『強く正しく聡明に』、そして『柔軟』に生きられるのであれば、すごく気持ちがいいですよね。

大仏さま:琵琶の弦ってあるでしょ。強くしめると切れてしまうんです。弱いと音色が弱いんですよ。ほどよくこのぐらいだなって。語りかけるようにこう調弦してみると音色がよく出るわけです。だから『何事もほどよく、相手に少しあわせようとする』。そうすると、その場も調和がとれると言うかエネルギーがね、ちゃんと整うと思うんですよ。

知子:本当にそう思いました。私、琵琶のほどよい弦のような感じになろうとしました。今日は本当にありがたいお話を素直に聞かせて頂きました。ありがとうございます。

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後日談。この収録が終わったあと、何か心がすぅっと溶けていって、だんだんと素直になっていっている感じです。広く寛大な心で、柔軟な気持ちで、素直になる。そうすると、『強く正しく聡明に』生きられるし、お互いに気持ちがいい。そう生きていこうとしみじみと思えたお話でした。

ぜひご一覧ください♡

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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