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歯を抜きました。

こんにちは。さとうです。
この度、歯を抜きました。

だいぶ前からむし歯の治療に亀のようなペースで通っていたのですが、引っ越しを言い訳に長い間通院をサボっていました。元々歯医者が大の苦手です。

今回抜歯に至った流れはこんな感じです。


虫歯の治療開始
削って仮の詰め物をする
〜1年くらい放置、引っ越し〜
詰め物が取れる(中が空洞の状態)
〜1年くらい放置〜
残りの歯が折れる ←今朝
歯医者へ、診察後出勤
抜歯 ←さっき

「すぐに抜歯をすすめる歯医者はだめ」とよく言われますが、わたしの場合は相当放置したので、折れた時点で抜くだろうと予感はしていました(というか一番最初の時点で早く治さないと抜く羽目になると言われていました)。
さすがにこのまま出勤するのは……と、職場へ遅刻する旨の連絡を入れ、半泣きで近所の歯医者を調べます。予約なしで診察してくれるところが見つかり、家を飛び出しました。

院内には2、3人待っている人がいて、15分くらいで案内されました。「今朝歯が折れてしまって……」と、長期間放置していたことを含め先生に全てを打ち明けます。正直、「なんでこんなになるまで放置しておいたんだ!」と怒られる覚悟でしたが、先生は「あらら〜」くらいで拍子抜けしました。

レントゲンを見ながら治療法をいくつか提案してもらい、今すぐ抜くか、心の準備ができてから抜くか、という二択を迫られます。しかし仕事で電話対応をしなければならず、しかも今日は来客対応の予定があったため、一旦帰ります……と応急処置だけしてもらい歯医者をあとにしました。

出勤途中、抜歯についていろいろと調べたのですが、抜歯後に傷がふさがるのには2ヶ月(!)かかるとのサイトを見つけ、ビビり倒すわたし……。
昨年、好きな実況者がインプラントにしていて「歯がない状態が半年続く」と話していたことを思い出します。なるほど、秋の終わりにあるライブまでに済ませるには、夏前に始めるしかないのか……。しかも、再来週の食事会を楽しむためには普通に噛めるようになるまでの期間(1週間ほどだそう)を考えると、もしかして、今日がリミット……!?
※怖がってノロノロ通院する前提の計算

ということで、仕事帰りに同じ歯医者へ行き、抜歯してもらうことにしました。

こういうときにオタクのフッ軽さが役に立つのでしょうか。高2のときに初めて行った歯医者が怖すぎて号泣し、小3くらいの子がドン引きしていたあの日のわたしが知ったら、きっと驚くと思います。

朝いた看護師さんは帰っていて(時間的に当たり前ですが)、カルテを見たのであろう別の看護師さんに「今朝来られてたみたいですが……」と怪しまれます。
またも15分ほど待って診察台に座り「心の準備をしてきました」と先生に伝えると「どうせ抜くなら早い方がいいから。放置してても治らないしね」と。全くもってその通りです。

歯医者嫌いのわたし、今日の仕事中にずっと考えていました。どうすればよりのラックスした状態で治療を受けられるか。
そして行き着いた答えは、音楽です。
音楽は世界を変えます。

ということで、先生に片耳イヤホンの許可を問うたところ「両方していいよ」と言ってもらい、待ち時間に作成していた歯医者を乗り切るためのプレイリストを再生し、麻酔から始めてもらいます。

結論から言うと、音楽、めちゃめちゃ良かったです。
麻酔を打たれている間や抜歯で力がかかっている間は現代医療を信じて神に祈ることしかできず、脂汗をかきまくりなのですが、麻酔が回るのを待っている間やふと口から器具が抜かれた時など、好きな音楽がずっと鳴っているという安心感がとても心強かったです。
たまたま、かなり陽気な曲のタイミングで歯をスポンと抜いてもらったのがおもしろくて、マツケンサンバでも良かったかなとこれを書いている今になって思いました。

その後、痛み止めと化膿止めを処方してもらい、「口の中を噛まないように気をつければ、ご飯は食べていいよ」とのことで、つめたいお蕎麦とファミチキを買って帰りました。
ほんとうはカップラーメンが食べたかったのですが、麻酔の効くなかで熱いものは怖いなと思い苦渋の決断。ファミチキはご褒美です。

しばらく散歩してから帰ったので、食べはじめる頃には半分感覚が戻ってきていて、割と問題なく食事ができました。それでも多分熱いものは厳しかったと思います。冷たいものにしてよかった。

今日はこれで寝ますが、明日以降また進展があれば、備忘録もかねて更新しようと思います。

では、また。

さとう



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