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勉強ってどうやるの?

はじめに

 最近の休日の記事は、少しでもオレに親しみをもってもらい、記事を楽しんでもらうというコンセプトのもと、パーソナルな部分について、多く書いてきたんだよね。しかし、オレもそんなに引き出しの多い人間ではないし、「もうあなたの情報は大丈夫です。教師なんだから、たまには勉強のこととか書いたらどうなの?」と言われてしまいそうなので、今日はちょっぴり役に立つ手軽な勉強法についての記事を書いてみようかと思います!もちろんある「合う・合わない」はあるので、少しは試してみて、自分に合うか検討してみてね。

ちょっと役に立つ勉強法

1 オリジナルの参考書作り

 みんなは勉強するときに、教科書を使ったり、問題集を使ったりする。受験生になれば、過去問が山ほどのったタウンページみたいな問題集を使っている人もいる。でも、オレは学生時代にふと思ったんだよね。「オレのできる問題はもうやらなくていいからいらん。出来ない問題だけ集めてくれ!」と。学力が定着してくれば、基礎問題はいらないもんな。ということで、お薦めするのが「間違えたことノート」を作るということ。これは、自分が勉強していく過程で出会った「わからない問題」や「間違えやすい問題」、「覚えていなかった公式」や「書けなかった漢字」などを、教科問わず日付とともに、ノートに書き溜めていくというやり方なんだよね。これをすれば、「自分ができないこと」をまとめることもできるし、このノートに書いた時点で、その問題と2回向き合ったことになるので復習効果も得られる。加えて、入試前テスト前に見直すことで、できるようになっていれば成長を実感でき、自信につながるし、できないものがあれば再復習することで、学習のぬけを減らすことができる。勉強には達成感が必要なので、その観点からも、有効な勉強法だと思う。受験生は「今日から」始めてみてほしい。

2「だけ」勉強法

 みんなそうだと思うが、家で勉強しようと思うと、「たくさんの誘惑」に負けそうになるよね。ベッドはオレのことを誘っているし、スマホは通知がたまってくる。見たいテレビ番組や動画は山ほどあるし、ゲームもログインボーナスをもらわないといけない。つまり、勉強の第一関門は「机に向かうこと」にある。その戦いに勝つための一つの方法が「だけ」勉強法だ。小さな取り組み「だけ」やろうと決めるやり方なんだけど。例えば「計算を一問だけやろう」とか「5分だけ単語を覚えよう」といった感じ。机に向かうことさえできれば、そこで「作業興奮」という心理が働いて、継続して勉強することが簡単になる。勉強が苦手なあなたも、まずは1回「だけ」この勉強法を試してみてほしい。

3 二重人格勉強法

 タイトルだけ見たら、なんだかちょっと気持ち悪いような気がするよね。大丈夫、変な宗教ではないからね。勉強をする中で、自分への定着度を上げる最良の方法は「教える」ことだと言われている。だから誰かに教えられる状態が作れれば、学びが深まるんだよ。でも毎日あなたの説明を聞いてくれるもの好きはいないよね。そこでこの勉強法。自分の中に2人のキャラを作ってしまう。「教える自分」と「学ぶ自分」。問題を解くときには教える自分が、学ぶ自分に授業するように思考の手順を言語化していく。これで誰かに教えた時と同じ効果を得る。
そして答え合わせの時も「教える自分」になり、間違いがないか客観的に探す。そうすることで、答え合わせの精度も上がってくる。ちなみに、塾の自習室で声を出してこの勉強法を実践すると、周りに「ヤバいやつ」だと思われてしまうので、おススメは心の中でやることです。

おわりに

 勉強は簡単にやる裏ワザみたいなものはありません。勉強をやっていないやつに限って、そういう楽する方法みたいなものに飛びつく。これは本当にバカのやることです。様々な理論にのっとった勉強法を駆使しながら、最後は「」。絶望的な「量」と向き合うことからは逃げられない。このことについては、過去の記事を参考にしてね。

 勉強は「もっともフェアで勝ちやすい人生のゲーム」だとオレは思ってる。これに勝つために、きちんと想像力をもって、努力してほしいなぁ。

それでは、今日も一緒にいい日にしよう


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