見出し画像

天が味方する生き方をする

1軍で活躍している選手と2軍にとどまっている選手に、どれだけの差があるだろうか。
合格した者と不合格だった者に、どれだけの差があるだろうか。

普通に考えて、2倍以上の差がつくことはまず無い。
むしろ本当にちょっとした差だったりする。
ほんの数秒走るのが早かったり、ほんの数点スコアが良かったりするだけだ。
そして、その「ちょっとした差」が全てなのである。

これ即ち、“運”である。

運の無い人が努力しても報われることはない。
反対に運の良い人は何をやってもうまくいく。

いや、正確には両方の分に「ように見える」が付く。

運の無い人が努力しても報われることはない、ように見える。
反対に運の良い人は何をやってもうまくいく、ように見える。

これは他者から見てもそうだし、自分自身も薄々感じているものだ。
トップレベルの成果を出そうと思ったとき、差がつくとすれば努力ではない。
1軍も2軍も、合格者も不合格者も努力はみんな同じくらいしている。
それが報われるか否かの差は、運で決まる。

だから私は、天を味方につける生き方を心がけている。

運が悪い人は、全て自分の力でどうにかなると思っている。
自分が頑張れば周りにも認めてもらえて、必ず結果が出ると考えている。
だから、正しい行いをする。

それが運気を下げているのだ。
変に真面目な人、小利口な人というのは常に正しく在ろうとする。
正しく在ることを自分にも周りにも「課して」いる。
すると、それ以外の状態が許せなくなって、更に強制力を強める。

この悪循環が人から面倒がられ、自らをボロボロにし、天からも見放される原因だ。

では、運がいい人はどう考えているのだろうか。
それは、全てが上手くいっている、というマインドだ。
自分の実力であろうが、他力/偶然/軌跡であろうが、全てが自分の人生をより良くするために必要なことだと捉えるのである。
というか、自力でできることなんてほとんどなくて、大半のことは“流れ”とか“閃き”に頼っていると言っても過言ではない。
この身を、何か超常のものに明け渡しているような感覚である。

自我が下す判断よりも、直感を信頼している。
自分の感性に素直に生きることが何よりも重要だ。
頭で考えた“正しさ”を踏まえつつも、心がワクワクを示す“楽しさ”を優先している。

こういう人は運がいい。
そして、何をやってもうまくいく。
なぜなら、自分が運が良いと自覚しているから。

たとえ、病気やトラブルが発生しても、それさえ「何の為に起こったか」を考える。
そして「休息が必要なサインか」とか「大事になる前に発覚して良かった」などといった“気づき”に転換する。
だから、運が良い人には“起きてはいけないこと”が無い。
何があっても、自分の為になっているという実感がある。

そういう人に天は味方するのだと覚えておいてほしい。
上手くいく現実も、上手くいかない現実も、すべてはあなたのマインドが作り出しているのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?