100達成記念!「100チャレンジの会」振り返りのまとめ
100チャレンジの会は、みんなのカレッジ(旧クラウドカレッジ)クリエイター系コースを卒業後、有志でスキルとモチベーション継続ために各自100の作品制作を目標として活動しているコミュニティです。
そもそもの始まりは。~受講中に痛感する「継続」の大切さ~
せっかくコースでアプリケーションスキルを学んでも、繰り返し使っていなければすぐに忘れてしまう・・・多分多くの人が感じていると思います。毎日少しでもパソコンを開いて制作を続けたい!そうは思ってもなかなかそれを継続していくのは難しいですよね。
みんなのカレッジの大きな特徴はコミュニティ型の学習コースであること。短い時間ではあるけれど、同じように学習している仲間がいるとサボれない、楽しい、どうにか続けていけるということを体験します。この環境を継続できたらもっと何かにつながるかもしれない。
そんな気持ちが出会って、この会をスタートすることになりました。
先月、そのメンバーの多くが最初の100作品の制作目標を達成することが出来たので、ここで一度これまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
参加しているメンバーに、ここまでの想いを聞いてみました!
(参加者:ナオミ、マユミ、モトコ、おせっかいネーネー)
参加するきっかけは?~コース終了後、どう続けたらいいか迷ってました~
モトコ:チラシデザインコース終了後に「一緒に100本ノックやりませんか?」って誘われたから(笑)。
みんなのカレッジを受講する前は、通信教育なども受講したけれど途中で投げ出してしまい、お金の無駄遣いってこともよくありました。でも、みんなのカレッジではコース終了まで続けることができた!なんでだろう?と考えたら一緒に同じ課題に取り組み、励ましてくれる仲間がいてくれたことが大きかったのではないかと。それがクセになって他のコースも受講して、修了までは辿りつけるようになったんだけどコースが終わるとポツンと一人。どうしようかなって思っていました。
ナオミ:私はそこに割り込んでウザ絡みした(笑)。とにかく私も何かやらないと!っていう気持ちがあったので割り込んでみました!
マユミ:せっかくチラシデザインコースで習ったことを忘れたくないし、とは言え一人ではどう続けたらいいかよく分からない状態だったので、正に渡りに船!でとりあえずやってみようと、割と気軽に参加させてもらいました。
おせっかいネーネー:私も何かしら100くらい作らないとアプリケーション使えることにならないだろうなあとずっと思ってました。でも三日坊主が得意なので続かない(笑)。「誰かやるかな?」くらいのノリで、まずは100本ノックやりたいってコース内でつぶやいていたモトコさんに声をかけてみたら、それを見つけて手を挙げた人がいた!ってことに驚きました。希望者なんていないと思っていたから。
100の目標は自分で決める~チャレンジしない日は不安になるくらいクセになる~
何を100やるのか、その目標は各自で決めて宣言します。100達成した今、振り返って考えるとこの目標設定も意外と大切かも。
ナオミ:クラウドワークスのコンペに100回チャレンジ
なぜコンペを選んだかというと、お題として色んな案件があったというのが一番の理由です。
私の場合、レクチャー系(本とかYouTubeみてその通りにやるパターン)だと「自分のできそうなもの」だけやって満足してしまいそうだったので、多くの案件を目にする事で「手の届く範囲」からもう少し拡大した部分まで挑戦できればと思いました。
あと、「ただ先生(チラシデザインコース講師)は1日3件コンペやってた」と聞いて、私もコンペで頑張ってみたいと思って決めました
モトコ:トレースとクラウドワークスのコンペ参加で100作品
デザインの基本がわかっていないと感じていたので、まずはトレースから初めてみようと、「デザインのドリル(著:Power Design Inc. )」を2冊購入し、これを全部トレースする事から始めようと。デザインは人に見られるものだから、Twitterへ載せて、知らない人にも見てもらう事を始めてみました。
途中、「中級バナー作成コース」を受講し、Photoshopも何とか基本の操作が出来るようになり、その頃位だったか、クライドワークスのコンペへチャレンジする回数もグッと増えていきました。
マユミ:年内に何かしらのデザイン100個
年内に何かしらのデザイン100個という緩いものでした。2~3日に1個出せるかな?位の感覚で。
始めてみて、皆さんのスピードとレベルがあまりにも高くて正直(しまった、場違いな所に来てしまったかも…)って思いました。
おせっかいネーネー:Adobe Expressで100作品、沖縄イラスト100個
この会のスタート時点ですでにAdobe Expressで100作るというチャレンジを初めていたので、まずはその達成。50個弱くらいのところで息切れしていたので、この会に便乗して100達成しようと(笑)もくろみました。今は沖縄イラスト100個制作をチャレンジにしていますが、実はもう何年も「やらなきゃ」って塩漬けしていた目標です。
スタート時の自分と達成した今の自分を比べて変化したなと実感することは?~身の回りのデザインを見る目、仕事への向き合い方~
ナオミ:
最初は、この怠惰な私にできるわけがないのに「コンペ100」とかエラい事言ってしまった・・・という気持ちが9割(笑)。なので提案にもムラがあり、3週目に入ってようやく「1日1本」のペースが出来てきました。
続けているうちに『採用作品がなかった(コンペ出品者に支払い金額が分配される)』という案件がちらほら出てきて、最初は「そんなもったいない事しなくてもどれか選べばいいのに」という風にしか捉えられなかったのです。でもそれは「対価を支払うに値するものがなかった」ということを意味している事に気がついて。この気づきはまぁまぁショックでした!
「依頼した人はどれだけ残念に思っただろうか?『これがいい』と思える作品が出せなくて申し訳なかったな」
そう考えると、1件1件もっと真剣に「これにお金を支払って使いたいと思えるか?」を考えて取り組まないといけないと思いました。
ところがしばらくしてまた別の問題も出てきて・・・。
1日1本出さないといけないという義務感みたいなもので継続していると、単に数をこなすだけの作業になってしまっている。そんな自分にモヤモヤして葛藤する時期が訪れましたね。
でも今振り返ると、この気づきや葛藤が一番の収穫だったと思います。コンペをやらなければ気づかなかった事ですね。
あとは日常生活の中で身の回りにあるデザインを見る目が変わりました。広告は作る手順とか表現技法をイメージして見るようになったし、「これにどれだけの価値があるのか?」という目線が加わりました。電車やバスでは社内広告を見まわし、ポスティングチラシやフリーペーパーは集めたり捨てる前に目を通したり。メルマガもそこに含まれているバナーを見るために読まずにゴミ箱へということはなくなりました。
モトコ:
それまでは何をやっても続かないから今回も続かないだろうと、あきらめることを前提に物事を考えていましたが、100チャレンジを達成して「やってみないと分からない」という考え方に変わりましたね。自分に自信が持てるようになって、誰に対しても「私は、今、こんなことをやっているよ」と胸を張って話せるようになりました。
多分、これが一番大きな変化かも。
デザインに対する変化は、どんなものでも何か新しいものがないか、常に探すようになったこと。参考書、SNS、テレビなどを見るとき、コンビニへ行くとき、電車へ乗るとき、チラシ・・・。それに、人の目を気にせず(デザインの参考に)スマホで写真を撮りまくる様なりましたね。
仕事に対する考え方も、副業としてではなく、フリーランスを目指してみようと、新たな目標が出来ました。でも、それで本当に稼げるのか判断する期限も付けています。子供が中学を卒業するときに、パートタイマーで働いた方が稼げるようなら外で働くことにしようと、自分に期限を付けてどこまでできるか挑戦です!
マユミ:
毎日パソコン開いて何かしらデザインにかかわる作業をし、テレビや街中でついついフォントやあしらいを見てしまい気になるデザインを写メしてしまう時、「あぁ変わったな」って思います。
コンペは まだまだ胸を借りるつもりで練習させて頂いてるという気分が抜けずにやっているんですけど、自分が参加したコンペで採用された他の方の作品を見ると「クライアント側の気持ちをそこまでは汲んでなかったなー、それが出来る人が採用されるんだな」と気づかされました。
最初はこのチャレンジ中にコンペに参加するレベルにはなれないかなと思っていたのですが、結果的にはボチボチではありますが参加し、報酬のもらえる仕事もできているので嘘みたいです。皆さんに思いっきり背中を押してもらって勇気を出すことができました!
案件受注はすごく勉強になります。いままでは作品作ってもここをこうして欲しいとかとかダメ出しやアドバイスをされたことはないので、いいんだか悪いんだか分からなくてモヤモヤしてたのですがはっきり言ってもらえて新鮮でした。
おせっかいネーネー:
デザインに対する変化としては、バナーとかサムネイルとか、特に文字の装飾に目がいくようになりました。言葉だけじゃなく装飾で伝えたいことを伝えることってどういう意味なんだろうって考えるようになってきたと思います。あとレイアウトをすごく眺めるようになりました。多分、まだまだ苦手意識があるからだと思うのですが(笑)。
気持ちの変化としては、もう色んな100チャレンジをあれもこれも出来ちゃうんじゃないかと!笑
100チャレンジやって良かった!と思うこと~仲間がいるってやっぱり大きい~
ナオミ:
これは絶対に仲間です!
この怠惰な私でも100チャレンジを達成できたのはこの場の仲間のお陰です
絶対に一人でやってたら途中でやめていたと思います
モチベーションを上げるため、自分にプレッシャーを与えるため、嬉しいことを分かち合えるとかそういう点ももちろんメリットです
しかしそれよりも「なんかやる気が出ない」時も「今日はサボってたな」って日も、気持ちを吐露する場とそれに応えてくれる仲間がいるというのはほんとに大きいです。今は100チャレンジ2巡目に突入しましたが、前回の100件で感じたことを踏まえて1件1件丁寧に作れたらいいな、と思っています
マユミ:
気づいたことや情報をシェアして励ましたり喜んだりできるのは仲間のメリットですね。
一人だとなかなか自分の立ち位置が分からなくなるというか、この方向で合ってるのかな?と迷子になって行き詰ってたように思います。
お手本に出来る人が身近にいて質問することができるのは私にとってとてもありがたいことです。
皆さんのストイックで真面目に取り組む姿勢はとても刺激になりました。
モトコ:
初めて採用されるまでの大変さをわかってくれる仲間からの言葉が一番うれしかったです。
一緒に研鑽する仲間がいることが何よりも大切なことが一番ですね。
気づいたことや情報をシェアして励ましたり喜んだりできるのは仲間のメリットです。
今は、新たな自分を見つけられますように!と考えながら、2周目の100チャレンジを何にしようかな?とワクワクしながら考えています。
おせっかいネーネー:
みんながコンスタントに1日1作品くらい作っているので(私はサボりが多いのですが)毎日が「プチ展示会」みたいで楽しいですね~。どうやって作ったの?っていう疑問が持てるところも勉強につながります。
でも一番やってて良かったと感じるのは、お互いのチャレンジの取り組みや向き合い方がとても刺激になること。へこたれて、気乗りがしない時でも「もう少し頑張ってみようか」という気持ちにさせられます。
あと、愚痴を言えるところも大きいですね。ちょっと吐き出すと気持ちが整理できて、次にどっちに向かって進んでいくか改めて考えることが出来るようになります。自分の考えが甘い部分に気づかされてハッとすることもよくあるのですごく助けられています。
これからの100チャレンジ
現在のメンバーは、チャレンジ2周目もしくは延長戦に入りました。
でも、卒業もアリだと思うし新しいメンバーを迎えるのもアリだと思っています。出ていく人もいれば入る人もいて、でもこのコミュニティは続いていく。
以前、「コミュニティは学生寮みたいなイメージ」ってナオミさんが言っていたのですが本当にそうだなと思います。旅立つ人、新しく入る人、その時出会う人たちとしばらく一緒に過ごしてみて刺激や影響を受け、また自分の方向性を考えるきっかけになっていけたら100チャレンジの会も嬉しいと思います。
こちらのメンバーも募集中です。チャレンジしてみたいけれど、どうしようか迷っているなら一緒にはじめませんか?(興味のある方はこの記事にコメントいただければ嬉しいです)
または、みんなのカレッジのコース卒業後に同期に声をかけてみてはどうでしょうか?最初は声をかける勇気も必要ですが、きっと仕事につながる仲間を見つけることが出来ると思います。
次回は2回目の100チャレンジ達成の時に振り返りが出来たら、またまとめ記事を書いてみたいと思います!
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