⑨《手の使い過ぎ・腱鞘炎の人の(母指球・前腕・胸ほぐし) おせっかい体操》 難病院長のカタリバ 2020年8月11日 15:21 【運動の特徴】腱鞘炎は手首だけが悪いのではありません。痛いところをマッサージしたり、鍼灸や電気打っても、それは一時しのぎの治療にしかなりません。これは、根本的にこの症状を改善する方法です。【原因】現代人の多くの人が手を使いすぎていて、腱鞘炎になっていることが多いです。原因は3つあります。手のひら、前腕、胸の筋肉が原因です。母指球筋をほぐすこと、橈側手根屈筋をほぐすこと、胸(大・小胸筋)のストレッチをすることで腱鞘炎の痛みの改善を行います。【肢位】立位【手順】1、 親指(母指球筋)をほぐすリラックスして、手のひらを上にしてください。親指と人差し指の間が狭い人は親指の使い過ぎです。母指球筋が固く短くなっています。母指球筋をほぐしてあげることで、腱鞘炎の根本原因のひとつを除去していきます。反対側の指や指圧棒、ペンの裏側で、痛みを感じる全個所を押していってください。イタ気持ちいいくらいを目安にしてください。母指球筋が緩めば緩むだけ手首が楽になります。 2、前腕のマッサージ肘から手首までを前腕といいます。前腕にも筋肉の固くなっている場所があるはずです。場所の目安は、裏を向けて肘と手首のちょうど真ん中です。ここをターゲットにします。指圧棒やペンの先でゆっくりと押していきます。次に、その部分から親指一本分上(橈側主根屈筋)も、同様に同じような力加減で押していきます。指の場合は、指で橈側手根屈筋を押さえたまま、肘を曲げる、手首を曲げる、手先を回旋させるようにぶんぶん動かして、30回を目安にぐりぐりしてください。 3、胸(大・小胸筋)のストレッチ1、 ドア枠の間に立ちます。腕を横にあげ、肘を直角に曲げます。手のひらを壁に当てます2、 胸を張った状態から、片足ずつ前にスライドしていきます(反対の足も追いかけるように)3、 胸がストレッチされた状態で、上を向いたり下を向いたりしましょう4、 イタ気持ちいいところで30秒間キープします。反対の足も繰り返します #OSEKKAIで世界をPeacefulに この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート