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39歳男、初海外、初インドに勢いで行くとこうなる。8日目
黄金寺まで散歩
夜のボートでヒヤッ
伝説の男まさやん
いつもより熱い夜
黄金寺まで散歩
今日も暑い昼間はゴロゴロ。
ランチはシャクティさんと先日カレー作りに密着した熱血数学教師ひろき共同のチキンカレー。
この前よりマイルドかつクリーミーになり美味。暫定一位更新。
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夕暮れ時になり、チャイをしばいてからガンジス川を散歩。
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今日は黄金寺と呼ばれるヒンドゥー教のお寺を目指す事にした。
つたない英語での海外旅行は、わからないながらも目的に向かって徐々に問題を解決していく過程がRPGに似てると思った。
まず黄金寺のみんなが入っていく正面口に自分も入ろうとする
↓
自分だけ止められて「フォーナンバルゲー」と言われて右を指さされる
↓
右に進むと外に出てしまう
↓
警察がいたので寺を見たい旨を伝える
↓
正面口に行けと言われる
↓
いや正面口にいったらなんたら、と言おうとしたら親切なインド人夫婦が何がしたいんだ?と通りかかる
↓
寺を見たいが正面から行ったら「フォーナンバルゲー」と言われて入れないと伝える
↓
ついて来いという
↓
進んでいくと4番ゲートの文字が見えてくる。
ここで、「フォーナンバルゲー」は「4ナンバーゲート」との意味だったんだと理解する
↓
黄金寺には手ぶら、しかも裸足じゃないと入れない。ロッカーにバックやらスマホやら預ける必要があると夫婦から説明を受ける。
↓
ロッカーを貸してるお店に連れてきてくれる。
夫婦とはバイバイ
↓
ここで初めて日本語がちょっとわかる兄ちゃんが出てくる。
↓
兄ちゃん曰く、
正面口はヒンドウー教徒しか入れない。
旅行者やそれ以外の人は4番ゲートからしか入れない。4番ゲートは昼間しかやってないから今日は入れない。ヒンドゥー教徒は夜でも正面口からはいれる。よってお前は明日4番ゲートに行け
↓
なるほどぉ!!!!
スッキリ!!!!!!
このわからないことがスッキリしたり、徐々にゴールに進んでいく感じがRPGみたいですごくおもしろく達成感があったのだ。
ちなみに余談だがそのあと
兄ちゃんが
チンチンブラブラソーセージと往年のギャグをかましてくる
↓
こちらが笑うと、
意味を教えてくれと言ってくる
↓
説明しようとすると
「言うな言うな!笑」のリアクション
↓
知ってんじゃねーか!!
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夜のボートでヒヤッ
その後は川沿いに戻り、1人夜のガンジス川をボートでゆらりゆらりする事にした。
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ただこれがちょっとヒヤッとした。
40分で往復コースだったのだが、30分超えても折り返す気配がない。日本語も英語も通じないインド人だったのだが、ジェスチャーで時間大丈夫かと聞くと、漕ぐのを辞めて笑い出した。
んでなんか、川に何か投げるようなジェスチャーをしだす。
あ、これやべぇかも…
飛び込めってこと?
飛び込むの嫌だったら高い金請求されるやつか?!
水の上じゃ逃げ場がない…
しばらくすると折り返しだしたから一安心だが、まぁ今度はこれが遅い。これは時間稼ぎして倍の請求してくるやつか?早くむかってくれと伝えるとまた笑って漕ぐのやめたりする
前半は無邪気だった笑顔が、後半は猟奇的な笑顔にしか見えなかった。
そうこうしていると、予定より15分遅れて到着、約束通りの500ルピーを払うと握手を求められて何事もなかったかのように終わった。
というか、なにもなかった。
あの一連の流れは
疲れただけったのか。悪い冗談だったのか。
信じるって難しいなと思った出来事だった。
また、こちらもせめて他のインド人も複数人のってる船に乗るとかすればへんな憶測もする必要がなかった。それはちょっと無防備すぎたかと反省。
伝説の男まさやん
宿に戻るとスタッフのますみさんがインドのケーキ気になってたからと、みんなに振る舞ってくれた。わーい
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久々のガチ糖分は美味しい。インド式なのでちょっと糖分高めだが、見た目も派手で楽しい。
宿のみんなで食べてゆるりゆるり。
そして今日からまた新たな日本人まさやん。
インド初日に15000円ボラれた伝説の男。
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デリー駅に着く
↓
宿までオートリキシャーに連れてってもらう
↓
運転者が荷物を置いたらチャイでも飲もうと誘ってくる
↓
チャイしばいたあと、酒も飲み行こうと誘ってくる
↓
酒飲んだ後、リキシャーの集まりに連れてかれる
↓
そこの人にお前酒飲んでるなと指摘されて警察に連れてくと言われる
(インドでは外で酒飲む事は違法)
↓
連れてかれたくないなら金を払え
↓
15000円ドボン
完全なグルによる犯行だろう。
かなりセンセーショナルなスタートを切っている…
まさやんに幸あれ
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いつもより熱い夜
その後みんなで談笑。
シャクティさんはこの宿で、宿泊の管理や、電車チケットの代理購入、料理人は別にいるのだが、チキンカレーが評判で、その時だけ腕を振るう等、多岐にわたる仕事をされている。
33歳には見えない、27歳くらいにみえると言ったところ、「その日本語がわからない」というところからシャクティさんの日本、日本語に対する熱意。おもしろさ、難しさ。今は日本語を覚えるために日本語にしか触れてない。日本語の検定に受かって、日本をいずれ旅したい、という夢を聞き、一同、胸が熱くなる。
熱血数学教師のひろきも、日本語教えるから検定受かろう!と熱弁する。誰しもが恩をもらっているシャクティさんに頑張りましょう!シャクティさんならいける!と心から応援したいつもより熱い夜だった。
一生懸命頑張ってる人を見ると、人は心動かされる。国境も関係なかった。
異国の人にこんなに感情移入できたのは初めてで、心から、できる事ならしてあげたいと思った。これは一緒に数日過ごした事で、できた経験であり、絆だろう。
まじで夢を叶えて欲しい
明日はワラナシ最後の日。
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