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受け取ってる?自分の内側にある貴重な情報

ChatGPTが登場し、「ググる」よりさらに先の情報収集が当たり前になりました。とはいえ、AIは過去の情報をつなぎ合わせているだけなので、導かれた答えが「正しい」とは限りませんし、さらに「それで幸せになれる」かと言えば、全然そんなことはありません。

外側の情報ばかり集める人たち

「情報化社会」なんて言われ始めた時代はいつでしょう?なんだかもう遠い昔のことのようです。その頃からずっとずっと、膨大な情報をどのように集め、どう処理するかということは、研究され続けてきました。

でも、情報って、自分の「外側」にだけあるものでしょうか?

「勉強になるから」「成長出来るから」とインプットばかりしている人が増えましたが、そうした情報はすべて自分の「外側」にある情報です。もちろんそこには貴重な情報が含まれていますが、それ以上に貴重なのは、自分の「内側」にある情報ではないでしょうか。

一番貴重な情報はあなたの「内側」にある

自分の「内側」にある情報とは、「知識」や「経験」、雑多な「記憶」も含まれますが、何よりも「感じたこと」です。感じたこととは、

  • 身体感覚(いわゆる五感)

  • 感情(喜怒哀楽、未分化な感情の波)

  • フィーリング

  • イメージ

などです(上記は重なり合う領域がありますが、分かりやすくこう書きました)。

これらを通して分かることは、例えば「自分は本当のところ、何を求めているのか?」というような、根源的な願いです。自分の求めているものが分からないまま、外側から大量に情報を取り入れて学習を続ければ、性能の悪いAIみたいになってしまうでしょう。

気持ちが上がるのか?それとも下がるのか?

一番簡単で取り入れやすいのは、それをやっているとき、あるいはやろうとしたときに、自分の気持ちが「上がる」のか、それとも「下がる」のか、それを感じ分けることです。これでは根源的な願いには直接触れられませんが、それに続く糸をたぐることにはつながります。

行動するときに感じ分けるのです。自分を知る、内側から情報を取るって、簡単に言えばそのように「内側に注意を向ける」ことだからです。

頭で考えて「正しい」ことでも、計算してみてもっとも「コスパが良い」選択肢でも、それを自分が「求めていない」「好きじゃない」なら何の意味もありません。あなたの内側にある貴重な情報を、ぜひ受け取ってください。

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