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頼まれ事をやり続けると才能が開花する

才能を活かして生きようとか働こうとか思っても、自分にどんな才能があるのか分からない──そんな悩みを持つ人は多いはず。そんな人におすすめの方法があります。


「分かりやすい才能」と「分かりにくい才能」

一流のボーカリストがちょっと鼻歌を歌っただけで、周囲が静まりかえってしまう──才能溢れる人のこういう場面って、カッコイイですよね! 玉置浩二さんとか、ガラスの仮面の北島マヤを思い出します(分からない人ごめんなさい)。

でも、才能ってそういう「分かりやすい才能」だけじゃありません。もっとニッチだったり地味だったり入り組んでいたりするものです。

何を隠そう、僕には「場づくり」の才能があります(自分調べですが)。でも、「場づくりの才能」とか、ちょっと意味不明じゃないですか? きょうは場づくりの専門家がどんな仕事をしているのかは触れませんが、こういうノンジャンルな感じの才能だとどうしても発見・認知が遅れます。

頼まれ事をどんどんやってみる作戦

さて、自分の才能や適性がいまひとつ分からない人に僕がおすすしたいのが、「頼まれ事をどんどんやってみる」という作戦です。僕はこれを実践して「場づくり」という仕事ジャンルと才能を発見できました。

やり方は簡単で、頼まれたらやってあげる、それだけです。最初は無償の依頼が多いと思いますが、だんだん有償のものも混じってきます。数合わせで呼ばれるような(本当に誰でもいい)ケースは断っていいと思いますが、やったことがなくてもどんどん引き受けます(そこが作戦!)。

これをやっていると、まず、人間関係が広がります。頼んでやってあげると大抵は感謝されますからね。それに、「自分ってこんなことも出来るんだ」とか「人ってこんなことを喜んでくれるんだ」ということが分かります。

「好きを仕事に!」がうまくいかなくても

近年は、よく「好きを仕事に」と言われます。でも、「映画が好き!」っていうだけで、それを仕事にするのは難しい。観るのが好きなのか、観た後で批評するのが好きなのか、脚本を書くのが好きなのか、役者として出たいのか、単にシネコンの雰囲気が好きなのか、ぜんぜん違います。

だから、「好き」をジャンルで表現しようとすると、意外と難しい。僕がおすすめしているのは、動画とか場面、或いは「あの時のあの感じ!」と下記の記憶を辿ることで、自分の「好きなこと」の解像度を上げることです。

でも、「才能とは?」とか「やりたいこととは?」みたいに大上段に構えずに、は、頼まれ事作戦、どうですか?

頼まれ事は、自分では気付いていなくても、少なくとも相手は「この人は◯◯が出来る」と思っているし、「◯◯をしてほしい」というニーズもあります。「知らないうちに、自分の幅を広げてくれるはずです。

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