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店員には人を幸せにする力がある

感じの良い接客を受けると、一日がちょっとハッピーになります。誰かの一日にポジティヴな影響を与えるなんて、すごいことですよね。店員さんって、すごく大きな力を持っているということだと思うのです。

行きつけの飲食店の接客

何軒か行きつけの飲食店があります。どこもお店の人たちは、すごく感じよく接してくれます。たくさん話す感じの感じの良さもあれば、ちょうどよく放っておいてくれる感じの良さもあります。

お店の個性を出しつつも、こちらがどんな感じかをある程度まで見抜きつつ、接してくれるのがありがたいなと思います。

一方で、感じは良いのに、なんだかこっちが疲れちゃうこともあります。有名チェーンのカフェなんかだと、すごく元気で感じの良い店員さんがいますが、なんとなく彼・彼女たちが「素敵なカフェの素敵な店員」を演じることに付き合わされているようで、接客された充実感がありません。

両者の違いは、「お客がどんな感じか」ということをスタートにしているかどうかでしょう。

一律サービスでも店員さんの個性が光る

高級レストランでサービスを受けているときに、さすがだな〜と思ったことがあります。

それは、そういうお店に慣れていないお客への接客です。記念日か何かで利用したのであろう若いカップルに、上手にオーダーを取ったり給仕をしたりしているのをみると、「良い店に来たな」と感じます。

そういう接客って、店員さんの個性や人柄が発揮されないと成立しません。お店としての哲学があり、高い基準で一律のサービスが求められていても、その上で「自分としてこうする」というのがあるからこそ、成立しているのだと思います。

接客って思った以上に責任重大かも

ちょっとした気づかいで誰かの一日をハッピーにしてしまうのは、お店という場の持つひとつの魔法でしょう。そして、それは店員さんにかかっています。

一方で、感じの悪い、「行かなきゃよかった…」と思うような接客を受けると、早く忘れたいと思いつつちょっとだけアンハッピー。横柄なお客にへつらう必要などないけれど、負の影響を与えることもあり得るというのは、考えてみれば責任重大です。

とはいえ、その責任というのは、誰かから咎められたり評価を受けるような「問われる責任」ではありません。自らの意志で「自分から負う責任」です。誰かの1日へのresponsibility。きょうも感じ良くしてくれた店員さんたちに感謝を。

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