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仲良くなりたければ「自分の好きな店」に連れて行こう

恋愛でも友情でもビジネスでも、「この人と仲良くなりたい」と食事をするときに、つい「相手の好きな店」を選びがちです。でも、本当にその人と仲良くなりたいなら、断然「自分の好きな店」をおすすめします。


相手の好みに合わせてみても

接待をするなら、相手が好きな店でいいと思うんです。それで気分よくなってもらう。でも、それって必ずしも「仲良くなる」ということじゃないと思うんです。

デートなんかでも気に入られたい一心から、つい「あの人の気に入る店に…」とやってしまいがちですが、意外とうまくいかないものです。ふだんは"(例えば)おしゃれフレンチ"とかに行っている彼女に気に入られようと思ってそういう店を探しても、詳しくなければ所詮無理な話。探すのも疲れるし、案内した後も気が気じゃありません。

それよりは、自分の得意な領域の"(例えば)大衆居酒屋"に連れてけばいいのです。

気に入られなかったらどうしよう?への答え

「大衆居酒屋? ふだんおしゃれフレンチのあの人を!? そんなことして気に入られなかったらどうする!?!?」

と思われる人も多いはず。本当にその通りです。もし気に入られなかったらどうするのでしょう?

答えは、「それならそれで仕方がない」です。

相手の好みに合わせて、好きでもないレストランで「ここいいね!」なんて言っていても長続きしませんし、そんなあなたを相手が気に入ってくれたとしても、それは「演じているあなた」を気に入っただけで、「本当のあなた」を気に入ったわけではありません。

本当の自分を表現して相手に選択してもらう

うその自分を表現した場合も、本当の自分を表現した場合も、相手が気に入ってくれるとは限りません。それならば、本当の自分を表現した方が合理的ではないでしょうか。

とっておきの大衆居酒屋に連れて行き、へんなグラスワインなど頼ませずに、「ここは日本酒と生ホッピーが最高だから、どっちか飲んでみて!」とすすめてみる。その店の行きつけにならなくても、「こういう店も楽しい!」と思ってくれるかもしれません。それは、お店の魅力でもありますが、そのお店を好きですすめた人の魅力でもあるはず。

相手はコントロールできません。本当の自分で勝負しましょう。

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