もう映えなくても大丈夫!"Threads"を試してみた
マストドンやBlueskyなど「Twitterに代わるSNS」がずっと話題でしたが、突如metaが送り出した「Threads」が爆発的にユーザを増やしています。僕もさっそく試してみて、「Threadsだからこそ起こること」があると感じました。
テキスト主体のSNSだからこそ
Twitterがなんだかんだと騒いでいたら、Metaから「Threads(スレッズ)」というSNSがローンチされました。突然のことで驚きましたね。
Twitterにも、新しく登場したThreadsにも、画像を投稿する機能があります。でも、デザインの仕様をみると、テキストを投稿し、必要なら画像を添付できるという感じに仕上がっていて、「テキスト主体」なのだということがわかります。Metaもリリースで、「テキストでつながる新しいアプリ」と名言しています。
なんだ、それじゃあTwitterと同じじゃないか…となるわけですが、どうやらちょっと違うみたいです。
映えの世界からやってきたテキストアプリ
Threadsは、機能はTwitter的ですが、登場の仕方が独特です。なぜなら、Instagramのアカウントと紐付いていて、登録する際にも「インスタでフォローしている人、まとめてフォローする?」と尋ねられるからです。
そのままフォローする人も多いでしょうから、インスタで多くのフォロワーを抱える人は、開始初日から多くのフォロワーを獲得しています。
Instagramは「インスタ映え」という映えの文化をつくり出したアプリですから、当然「画像主体」です。アカウントもフォロワーもそこと紐付く形で、なんと「テキスト主体」なのがThreadsです。
TwitterとInstagramで投稿の雰囲気を分けている人も多いでしょうから、やりにくさを感じたり、逆に違う面を発揮できたり、人によって差が出て来るはずです。
SNSに使われず使いこなすために
こんなにたくさんSNSがあって、どれを使おう?どう使い分けよう?そんな声がThreads上では数多く見られました。本当ですよね。
画像主体とテキスト主体なら、人によっては表現する自分の側面が異なるはずです。どちらも本当の自分なら、ギャップも楽しんでもらえるはず。
でも、「こっちのSNSはこうあるべき!」とSNSに使われるようになって、本来の自分とは違う自分を演じ続ければ、まぁ普通に疲れますし、そのギャップはやがて露呈することになります。
多様な側面を発揮することと、別人格を演じ分けることは、似ているようで違います。前者には嘘がなく、後者は嘘だからです。自分に嘘をつかずに発信することを心がければ、フォロワーの人と会って話すことがあっても、そのままの自分でいられます。